光のネタバレ・あらすじと感想!三浦しをんの原作小説が実写映画化

光のネタバレ・あらすじと感想!三浦しをんの原作小説が実写映画化

光のネタバレ・あらすじと感想!三浦しをんの原作小説が実写映画化

「光」は、「まほろ駅前」シリーズや「舟を編む」でお馴染みの三浦しをんさんが執筆された小説で、2008年に発刊されました。

 

実写映画化が発表されたと同時に、主要人物を演じる役者名も明かされました。

 

 

主人公・信之の役を、井浦新さんが担当することになっています。

 

他には、瑛太さん・長谷川京子さん・橋本マナミさんといった出演者の名前が挙がっています。

 

 

この作品は、どんなストーリー展開がされているのでしょうか?

 

 

この先には小説のあらすじや感想が書かれておりますので、読む場合はネタバレにはご注意ください。

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三浦しをんの小説が映画化!原作本「光」のあらすじ・ネタバレに気をつけて

 

三浦しをんさんの書いた小説「光」が、映画化されることが明かされました。

 

 

この下に明記されておりますのは、作品の感想とあらすじです。

 

ネタバレされることに抵抗を覚える人は、読まないようにしておきましょう。

 

 

三浦しをんの小説「光」、その結末までのストーリーは以下の通りです。

 

 

小さな島に住む中学生の信之は、美花と付き合っています。

 

2人の間には、肉体関係もありました。

 

 

ある晩、美花に呼び出された信之。

 

その後を、父親から虐待されている輔がついてきます。

 

 

そんな折、巨大地震が発生。

 

島を大津波が襲い、島民のほとんどが命を落とします。

 

 

輔の父親や、美花のことを好奇の目で見ていた山中なども無事でした。

 

 

ある夜信之は、山中に美花が抱かれているのを目撃します。

 

山中は合意の上だと主張しますが、美花はそれを拒否。

 

更には、山中をころして欲しいと信之に告げます。

 

 

信之は、山中をさつ害します。

 

翌朝、山中の足跡と靴を輔が発見します。

 

しかしそれは、信之たちが山中のい体を放置した場所とは別の場所でした。

 

 

その後、成長したふたりの仲は疎遠になっていました。

 

信之は、南海子という妻と椿という娘をもうけます。

 

 

ですが心には未だ美花の存在があり、2人のことを心からは愛してはいません。

 

その信之を探し続けていた輔は、まず南海子と接触し、不倫関係になります。

 

 

輔は、信之が山中をさつ害したことを知っている人物でした。

 

そのことをネタに信之を脅迫するのですが、その居場所を父親に知られてしまいます。

 

 

父親は、生き残った島民のひとりが「輔が山中をころした」と遺書に書いていたと言い、輔を脅迫します。

 

 

輔は2枚の証拠の写真を手に、「真犯人は、信之と美花であること」「女優になった美花を脅迫した方が、金になる」と父親に告げます。

 

 

その写真の1枚を送りつけられた美花は、信之を頼ります。

 

信之は輔のさつ害を決心し、輔に「父親をころしてやる」と告げ、その交換条件として証拠の写真の残り1枚を渡すように言います。

 

 

そんな折、輔の父親が病気で急しします。

 

輔は父親から解放されたことを喜ぶ一方、信之にさつ害された際のことを考え、交際している女性に写真のネガ・信之の罪を書いた手紙を託します。

 

 

そして輔は、信之によってさつ害されてしまいます。

 

信之は美花にかくまわれ、南海子は一向に帰宅しない夫の浮気を疑います。

 

 

そんな中、信之は美花から本音を言われます。

 

それは「信之が自分を抱くのは、過去を秘密にするためであり、見返りを求めるためだ」と言う言葉でした。

 

 

実は「山中に芸能プロを紹介してやると言われ、その見返りとして抱かれていた」と美花に明かされた信之。

 

彼は迷った挙句、南海子の元に戻っていきます。

 

 

一方南海子は、輔の交際女性から送られた封筒を受け取ります。

 

けれど、その中の真相を信之には一切問わず、信之が育った島へ行きたいと告げます。

 

 

その島へと向かう船の中で、暴力の来し方行く末について思いを馳せたところで、物語は終了です。

 

 

三浦しをんの小説「光」を読んだ感想

 

軽いコメディタッチや青春ものが多い三浦しをんの作品の中でも、「光」は少し珍しい雰囲気を持つ小説です。

 

 

主人公の信之と彼に執着する輔の関係は終始重苦しく、今までの三浦作品によくあった信頼関係よりも、憎しみと愛情で結びついたドロドロとしたものを感じました。

 

 

島で少年時代を過ごす信之と輔、それに信之の幼馴染でもある美花。

 

しかしある日、島は津波に襲われてしまいます。

 

 

島の人間すべてを飲み込んだ津波の中で、奇跡的に3人だけが生き残るものの、津波に紛れて人をあやめた暗い秘密を抱えることになります。

 

それから20年後、信之の前に現れた輔は相変わらず信之に執着し、更に暗く苦しい事態へと発展してしまいます。

 

 

少年少女3人だけが生き残る津波のシーンが圧巻ですが、3人はそれぞれのことしか考えておらず、信之は美花に、輔は信之に執着を続けます。

 

 

3人のうち唯一の少女である美花は自分のことでいっぱいで、自分のことしか考えていません。

 

 

20年後の世界に登場する信之の妻である南海子も自分のことしか考えていない女性で、女性キャラクター達の情の薄さや酷薄さには全編通してぞっとしました。

 

 

一方で感情が絡まり合う信之と輔は、もつれた挙句に信之が輔にさつ意を向けることになります。

 

 

この作品に登場するキャラクターの中で、最も不思議なのは輔でした。

 

少年時代を島で一緒に過ごした信之に延々と執着し、大人になってからも縋りつき続けます。

 

 

信之が同じ感情を返してくれなくてもまったく斟酌しなかった輔は、結局信之に何を見ていたのだろうかと考えさせられました。

 

 

読み終わったあとに自分の後に残った気持ちや感想を纏めてみると、重い気分になりました。

 

決して明るい話でもコメディでもなく、しかし印象に残る小説です。

 

 

津波や生しなどを扱っていることもあり人を選ぶ題材ではありますが、抉り込むようにまっすぐな感情は一読の価値があります。

 

輔にとって信之は、タイトル通り光のようなものだったのかもしれません。

 

 

以上、三浦しをんさんの小説「光」の感想とあらすじを掲載しました。

 

ただ、今後上映されることになっている映画版のストーリーと全てが同じだという保証はありません。

 

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