真夜中のカーボーイのネタバレ・あらすじと感想!

真夜中のカーボーイのネタバレ・あらすじと感想!

真夜中のカーボーイのネタバレ・あらすじと感想!

1969年に上映されていた映画が、アカデミー賞(作品賞・監督賞・脚色賞)を受賞している「真夜中のカーボーイ」です。

 

主人公・ジョーの役を演じていたのはジョン・ヴォイトで、後に相棒として同居し始めるラッツォの役をダスティン・ホフマンが担当していました。

 

 

この記事には、映画のあらすじや感想が記載されております。

 

もし読もうと思った方は、ネタバレには十分ご注意ください。

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映画「真夜中のカーボーイ」のあらすじ!ネタバレには気をつけて

 

「真夜中のカーボーイ」は1969年に公開されたアメリカ映画で、その当時流行していたアメリカン・ニューシネマを代表する作品らしく、ほろ苦く物悲しいストーリーとなっています。

 

 

この作品は、まず主人公のジョーが勤めていたテキサスの食堂を辞めて、ニューヨークへと旅立つところからスタートします。

 

 

自慢のカウボーイファッションに身を包み、意気揚々とニューヨーク行きのバスに乗る彼の心の中には、自分が都会で成功できるという自信があったのです。

 

しかしその自信は、ニューヨークについてすぐに打ち砕かれることになります。

 

 

彼は、都会の男性にはない自分の性的な魅力を武器にお金持ちの女性の相手をしてお金を稼ぐという、いわゆるジゴロとして成り上がるつもりだったのです。

 

しかしそう上手くいくはずはなく、手持ちのお金は少なくなって行きます。

 

 

さらにいい仕事を紹介すると持ち掛けてきたラッツォという小男に、なけなしのお金をだまし取られてしまいます。

 

彼を見つけ出してお金を取り戻そうとしたのですが、お金はすでに使ってしまった後だったのです。

 

 

そのためジョーは仕方なくラッツォの住む廃墟のようなビルの中の部屋に転がり込み、しばらくそこで共同生活を送ることになります。

 

 

ジョーよりはニューヨークに詳しいラッツォが手引きすることで、ジゴロとしての仕事を成功させようと協力するようになった二人。

 

彼らの間には、孤独だった者同士ならではの絆が徐々に芽生えて行きました。

 

 

ただラッツォの体は病に侵されており、段々と寒くなって行く季節の中で、その病状は徐々に悪化してしまいます。

 

 

そんな生活の中で、お金のある若者たちが集まるパーティーに出ることができた彼ら。

 

そこで出会った女性の相手をしたジョーがベッドの上で逞しさを発揮したことがきっかけとなり、ジゴロとしての成功を掴めそうになります。

 

 

しかし運命は残酷で、ラッツォはもう自分で満足に歩くことができないほどに衰弱してしまいました。

 

 

そこで彼の夢だったフロリダ行きを実現させてあげようとしたジョーは、お金を持っているらしい男性と一夜を共にしようとしたのです。

 

が、そこでその相手と揉め事になってしまいます。

 

 

そしてその男をさつ害して手に入れたであろうお金で、二人はフロリダ行きのバスに乗り込みます。

 

そのバスの中でもラッツォの体の衰弱はどんどんひどくなって行き、結局彼はフロリダにつく前にバスの中で息を引き取ってしまうのです。

 

 

親友を失い、そして強盗殺人犯となって一度は掴みかけたニューヨークでの成功への道が閉ざされてジョーは、一人ぼっちで見知らぬ土地に降り立つのでした。

 

 

映画「真夜中のカーボーイ」を観た感想

 

「真夜中のカーボーイ」は自分が中学生の頃に一度見たことがあって、その時の感想は、それほど面白くないというものでした。

 

 

しかし大人になってからもう一度見てみるとその感想は大きく変わり、胸に迫るようなとても素晴らしい映画だったことに気づきました。

 

やはりある程度人生経験を積んでいないと、若者たちの夢と現実、そして挫折を描いたこの作品の魅力に気付くことは難しかったのでしょう。

 

 

この「真夜中のカーボーイ」という作品は、まず冒頭のシーンからとても印象深いものだと思いました。

 

軽快なテーマソングがかかる中で、田舎で育ったカウボーイ姿の青年が、それまで働いていた飲食店の店主に仕事を止めてニューヨークに行くと宣言するのです。

 

 

彼は自分がニューヨークで成り上がれることを信じているのですが、その自信の源はというと、分別のある人からすると無謀と思える思い込みだったのです。

 

その内容は「都会の女性は自分のようなたくましいカウボーイに心を惹かれるので、女性たちからお金を取れるジゴロになれるはずだ」というものでした。

 

 

そして彼はすく現実を知ることになり、なけなしのお金をある小男にだまし取られてしまうのです。

 

 

ですが、そのお金を使い果たしてしまった男がせめてものお詫びにと、自分の住処へと連れて行ってくれた後のシーンも印象的でした。

 

ボロボロの廃墟のような建物の中で、ゴミ捨て場から拾って来たような家財道具を使っての共同生活が始まったからです。

 

 

しかしその後友情を育み、またジゴロとしての成功を掴みかけた二人を待つ悲しい運命が、この作品の中で特に印象的なシーンにつながって行きました。

 

肺を患っていた相棒の男の病状が悪化し、自分で歩けないほどに衰弱して行くのです。

 

 

主人公はその男が夢見ていたフロリダ行きの費用を稼ぐために、ある男に自分の体を売ろうとし、その相手からお金を強奪してしまいます。

 

そして二人はフロリダ行きのバスに乗り込むのですが、相棒はそこまでたどり着く前にどんどん衰弱がひどくなり、結局は息を引き取ってしまいます。

 

 

そのシーンの悲しさは、まだ彼が元気だったころの姿を思い出すとより大きく感じられ、最も印象的なシーンになりました。

 

 

以上、1969年に上映されていた映画「真夜中のカーボーイ」のあらすじと感想を掲載しました。

 

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