夏の庭の読書感想文とあらすじネタバレ

夏の庭の読書感想文とあらすじネタバレ

夏の庭の読書感想文とあらすじネタバレ

 

湯本香樹実の書いた小説が、「夏の庭 The Friends」です。

 

1994年には映画化もされ、この物語の中心人物となる老人・喜八の役を三國連太郎さんが演じていました。

 

 

また、夏休みの宿題の定番となっている読書感想文の題材として選ぶ学生さんも多いようです。

 

 

ここには、小説のあらすじや読書感想文が載っています。

 

これから読もうと考えている方にとって、ネタバレになってしまう可能性がありますので…

 

読む場合には、くれぐれもご注意を。

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「夏の庭 The Friends」のあらすじをネタバレ

 

「夏の庭 The Friends」は、湯本香樹実の執筆した小説です。

 

 

読書感想文の題材として選ばれることも多い。こちらの作品。

 

あらすじはどういった内容なのでしょうか?

 

 

ネタバレされるのを好まない場合は、ここから読み進めるのは控えたほうがよいでしょう。

 

 

「夏の庭 The Friends」のあらすじを、簡単にですがご紹介します。

 

 

主人公である小学六年生の木山は、友人の山下・河辺と行動を共にしていました。

 

 

ある日、山下の祖母が亡くなりました。

 

川辺は山下に葬式の様子を聞いたのですが、山下は逆に彼らに「死んだ人、見たことあるか」と問います。

 

 

それを見たことがない二人でしたが、木山の心には「人が死んだらどうなるのか?」ということに対する疑問と興味が残りました。

 

 

そんな時、河辺が近所に住む一人暮らしのおじいさんがもうすぐ死ぬらしいという話を聞きつけ…

 

二人を連れて、そのおじいさんが死ぬところを観察しようという提案を思案するのです。

 

 

彼らが観察を始めてからしばらくして、ひょんなところから彼らはおじいさんに見つかってしまいます。

 

そこから、彼らとおじいさんの交流が始まります。

 

 

彼らが自分の家にたまるようになってからというもの…

 

それまで自堕落な生活を送っていたおじいさんは、彼らとの交流の中で活気を取り戻していきます。

 

 

おじいさんはそんな中で、自分の過去の話をします。

 

戦争のときの話や、昔は奥さんがいたという話です。

 

 

戦争のときの記憶のせいで彼と奥さんは引き裂かれたのだと木山たちは考え、その奥さんを探し出そうとします。

 

しかし見つけたその奥さんは要領の得ないことを話すばかりだったので、彼らはその人に似たおばあさんを連れておじいさんのところへ行きますが…

 

それは見破られてしまいます。

 

 

そんな日々を過ごしていた彼ら。

 

木山たちはサッカーの合宿に行くことになり、彼らは合宿先で大喧嘩をします。

 

 

そんなつもる話を持って、おじいさんの家へ行くのですが…

 

彼はその家ですでに息絶えていました。

 

それは、初めに抱いていた死というものに対する興味とはかけ離れたものでした。

 

 

木山は泣きました。

 

死んだ彼は、彼らと、離れ離れになってしまった奥さんにお金を残していました。

 

 

おじいさんの死と共に、彼らの夏休みは終わりました。

 

 

中学生になる三人は、それぞればらばらになってしまいますが…

 

その彼らを繋ぎとめたのは、あの世で待つ友人であるおじいさんでした。

 

 

小説「夏の庭 The Friends」の読書感想文

 

私は読書が好きです。

 

月に10冊以上の本を読みます。

 

年齢は66歳ですが、児童文学が好きです。

 

 

「夏の庭 The Friends」は、図書館の児童書のコーナーで見つけ借りだしました。

 

児童書は字が大きく読みやすいので、ありがたいです。

 

 

木山・河辺・山下の三人の少年がひとり暮らしのおじいさんを夏休みに観察することから、話は始まります。

 

 

その理由に私はびっくりしました。

 

なんと身近に人の死を見たことのない少年たちが「近所でもうすぐ死ぬらしいと噂されている老人をみはり、その老人が死んだところを発見したい」というものだったのです。

 

しかし、いかにも少年らしい残酷な好奇心に納得する自分もありました。

 

 

老人の住む家は、草ぼうぼうの平家建てです。

 

夏だというのに毎日こたつに入りながらテレビを見る生活で、ゴミにも無頓着でした。

 

 

毎日無見張られていることに気付いた老人と、見張っている間に老人のためにいろいろ手助けを始めた彼らの関係が心にしみてきました。

 

 

ゴミ出しを手伝い、草むしりをし、庭にコスモスの種をまく…

 

このような行為が、老人の心をひらいていきました。

 

孤独な老人にとって、これは本当に最後の贈り物だったでしょう。

 

 

自分のことを振り返ると…

 

今年退職して自宅にいる私は、毎日家族以外と話すことはめったにありません。

 

 

もし一人暮らしだったら、このおじいさんと変わらない生活を送ってしまうかも知れません。

 

身につまされました。

 

 

また老人だけでなく、3人の少年たちの家庭も決して平穏なわけではありません。

 

自分たちではどうすることもできない厳しい現実の中で生きています。

 

彼らにとって、おじいさんの家は心の安らぐ場所になっていきます。

 

 

この子供たちには、自分の孫を重ね合わせてしまいます。

 

無事に成長してほしいと願わずにはいられません。

 

 

子供たちに語ったおじいさんの戦争体験には胸が痛みます。

 

加害者であり、被害者であることの悲しみがひしひしと迫ってきました。

 

 

子供たちがサッカーの合宿に出かけて戻ってきたときには、老人はなくなっていました。

 

老人と交流する前に比べて格段に成長した子供たちが印象的だ、というのが私の抱いた感想です。

 

 

以上、湯本香樹実の小説「夏の庭 The Friends」の読書感想文とあらすじでした。

 

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