そして誰もいなくなったのネタバレ・結末のあらすじと感想!犯人は

そして誰もいなくなったのネタバレ・結末のあらすじと感想!犯人は

そして誰もいなくなったのネタバレ・結末のあらすじと感想!犯人は

 

藤原竜也さんが主役をつとめることで話題となっているのが、日本テレビ系列の新ドラマ「そして、誰もいなくなった」です。

 

玉山鉄二さん、黒木瞳さんも出演することが発表されているこちらのドラマは、2016年7月からスタートする予定となっています。

 

 

アガサ・クリスティが書いたミステリー小説が原作なのでは?と思っている人もいたようなのですが…

 

タイトルが同じなだけで、それぞれのストーリーは全く違います。

 

 

くわしくは、こちらの記事をご覧になってください。

 

そして誰もいなくなったに原作はある?最終回のネタバレは可能か

 

 

では、アガサ・クリスティの小説「そして誰もいなくなった」のほうは、どんなストーリーなのでしょう?

 

また、この本を読んだと言っている人に感想を聞いてみました。

 

 

この記事に明記されているあらすじや犯人の名前は、今後こちらの作品を読もうと考えている人にとってネタバレに繋がってしまうでしょう。

 

くれぐれも、注意してお読みください。

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アガサ・クリスティの小説「そして誰もいなくなった」のあらすじを紹介!犯人のネタバレには気をつけて

 

当記事の下の文章には、小説のあらすじと感想が掲載されています。

 

犯人の名前やネタバレを明かされるのが嫌な場合は、ここから先は読まずにおいたほうが無難です。

 

 

アガサ・クリスティの小説「そして誰もいなくなった」のあらすじです。

 

 

舞台は、イギリスのある孤島。

 

年齢も職業も全く異なる男女10人が、大金持ちだという招待主のメールにより集まります。

 

 

最初は浮かれていて楽しく過ごしていた10人でしたが、期待や楽しみが不安へと大きく変わったのは最初の夜。

 

彼らを招待した人物こと、オーエン氏は姿を見せません。

 

 

腑に落ちないながらも、豪華な晩餐を楽しむ招待客たち。

 

その最中に、蓄音機らしきものから謎の声が響き渡ります。

 

 

内容は「あなたたち全員は、さつ人を犯した」というもの。

 

これを聞いた招待客達全員に、戦慄が走ります。

 

 

10人が犯した罪というのは、事件と事故の区別が不明瞭なものばかりなのでした。

 

 

招待客それぞれが自分が過去に犯した罪が、それに該当していました。

 

何故謎の声はそれを知っているのかと恐怖におののきつつも、「あれは事故だ」と主張するなど各自が守りに入ります。

 

 

その日は色々思う所はありつつもとりあえず終了

 

と思いきや、招待客の一人であるマーストンが青酸カリ入りのワインを飲んで絶命。

 

最初の被害者となりました。

 

 

彼は過去に、自分が起こした交通事故で子供の命を奪っていました。

 

しかし、それはあくまでもさつ人ではなく事故として処理されていたのです。

 

 

そして翌朝、召使であるロジャース夫人が睡眠薬が原因で命を落とします。

 

自らが仕えていた主が発作を起こした際に投与すべき薬を与えず、その結果主は亡くなってしまいました。

 

 

ここで残された人間は、彼らの逝き方が童謡「10人のインディアン」の歌詞を彷彿とさせるものであることに気がつきます。

 

また10個あったはずのインディアン人形が、この時点では8個にまで減少していることも明らかになります。

 

 

毒入りワインを飲んだマーストンと睡眠薬を使用したロジャース夫人のしに方は、童謡「10人のインディアン」の歌詞の流れに沿ったもの。

 

 

「最初の犠牲者は喉を詰まらせて9人になった」

 

「次の犠牲者は寝坊して8人になった」

 

 

皆はこの童謡と招待客のし因が全く同じことから現実味を帯びて、あらためて恐怖を感じるのでした。

 

 

「何者かが、自分たち全員の命を奪おうとしている」ということに戦く残り8人ですが…

 

迎えに来るはずの船はやって来ず、完全に島の中に閉じ込められてしまいます。

 

 

そして、凶行は止むことがなく…

 

その後も退役軍人、召使、老婦人、元判事、医師、元警部、陸軍大尉が次々と命を落とします。

 

 

いずれも、10人のインディアンの歌詞に基づいており…

 

ある者は青酸カリを注射され、ある者は手斧で、ある者は大理石の置物で頭を…といった具合でした。

 

 

そして彼らもやはり、過去に誰かの命を奪っていました。

 

たとえば医師は酒に酔ったまま手術を行い、その結果患者がなくなっていました。

 

大尉は赴いた地で21人の先住民を見捨て、食料を強奪していました。

 

 

童謡と同じ方法で招待客が次々と消されて、残ったのは元陸軍大尉ことロンバードと家庭教師の若い女性ことクレイソーン。

 

当然互いが真犯人だと決めつけて口論になり、クレイソーンは明らかに戦闘面では自分より有利だったロンバードを射さつする事に成功します。

 

 

ロンバードは9人目の犠牲者であり童謡だと「焼け焦げになって1人になった」。

 

つまり、クレイソーンに射さつされるという事を示しています。

 

 

ようやく自分に降りかかる危険要因を全て排除したと脱力しているクレイソーンの前には、いつのまにか首つり台が用意されていました。

 

 

クレイソーンは、家庭教師をしていた頃に泳ぎが苦手だと言っていた教え子の少年を無理矢理泳がせて、しぼうさせたことがありました。

 

それ以来抱いていた罪悪感と今回の事で疲れ果て、そのまま台へ向かいます。

 

 

童謡の歌詞による10人目の最期「最後に残された自分は首くくって誰もいなくなった」。

 

直接描写はありませんが、これにより招待客全員がしぼうしたことがわかります。

 

 

後日、島の近くの村の人間によってこの惨事が明らかになります。

 

孤島にやって来た警察は、被害者たちの残していた日記や状況からこれはさつ人であると断定します。

 

 

しかしそれであれば11人目がいたはず、だがその11人目の姿はどこにも見当たりません。

 

10人全員がなくなり、招待主の正体も不明。

 

 

犯人は誰なのかが分からず、迷宮入りになるかと思っていたこの事件なのですが…

 

真犯人が生前に海に投げ捨てたメッセージ入りボトルが最後に発見されて、その真相がわかります。

 

 

真犯人は、招待客の一人で元判事のローレンス・ウォーグレイヴでした。

 

犯人をだます為と偽り協力者を得て、途中でしんだふりをして全員さつ害を実行していたのです。

 

 

彼自身は刑罰を逃れた他9人を裁きたかったのですが、決定的な証拠がありませんでした。

 

さつ人犯としては裁けず、自らが執行をしたのです。

 

 

しかし彼は同時に、「人の命を奪ってみたい」という背反する感情もまた背負っていたのです。

 

さつ人への欲求と正義感といった相反する二つの感情を持っていた彼は、それを実行できる手段としてこのような凶行に及んだのでした。

 

 

「他の招待客を全員消してから、犯罪者となった自分自身もこの世から消す」という自白を手紙に残していました。

 

この告白文を流した後、彼は自決を選び本当になくなっていることが明らかにされ、物語は幕を閉じます。

 

アガサクリスティの小説「そして誰もいなくなった」を読んだ感想1

 

アガサクリスティのそして誰もいなくなった、はミステリ好きには外せない有名な作品です。

 

漫画や小説、ドラマなどでもオマージュがされており、現代ミステリの礎のような作品です。

 

 

まず紹介状が届き、誰とも知らない人々が集められる、という今ではお約束のようなシーンですが、この時点でなんとも言えない不気味さを感じます。

 

何のために集められたメンバーなのかわからないのですが、それぞれに過去の罪があるらしいという事が、招待主の告発により判明します。

 

 

招待主が姿を現さないまま、閉じられた孤島で過ごしていくうちに、彼らは1人ずつ消されていきます。

 

 

10人のインディアン人形が、1人逝く毎に1つずつ減っていくという演出に、お互いに芽生え始める疑心暗鬼は場をギクシャクさせていく上、読者に恐怖を植え付ける最高の演出です。

 

 

現代のミステリやサスペンスではよく用いられる手法ですが、あの時代にこうした舞台設定を行い、1人ずつ消していく事により独特の雰囲気を作り出していく、という本作はコナンドイルのホームズシリーズには無い演出です。

 

 

且つこれといった事件の解決役が居ないというのも緊張感があり、この中の誰が犯人なのか自分が見つけなければならない、という気持ちになってきます。

 

 

そうこうしているうちに1人、また1人としんでいき、最後に女性が1人残るのですが、どうもこの人は犯人じゃ無さそうです。

 

読み進めていくうちにこの最後の1人も自決してしまいます。

 

 

この島には誰もいなくなった計算になりますが、犯人は誰なのか、もう1人島に潜伏していたのか、また首をひねる事になります。

 

 

結局犯人は最後から2番目にしんだ男性で、しんだフリをしていただけでした。

 

し因は銃さつという描写で、暗い中だったから赤い蝋で血痕を偽装した事に気が付かなかった、という事です。

 

 

読んでいて、この人のしぼう描写の際に犯人か、とは思ったのですがまさか赤い蝋だとは思いませんでした。

 

それはちょっと無理があるのでは、と思わなくもありませんが…

 

 

全体の感想としては、舞台演出、読者をミスリードしていく手法、描写は他のミステリには比類が無く、とても素晴らしい作品です。

 

アガサクリスティの小説「そして誰もいなくなった」を読んだ感想2

 

アガサクリスティの作品は特に探偵ものが好きでよく読んでいたのですが、今回読んだ「そして誰もいなくなった」は彼女の作品の中では異質な感じの作品だと感じました。

 

 

私が読んだ多くの作品は推理ものでもユーモアのある所が随所にみられたのですが、この作品はホラー的な薄気味悪さが常にあって、ページをめくるのが怖くなってしまいました。

 

 

それでも最後はどうなってしまうのだろうと、先のストーリーが気になって一気に読んでしまいました。

 

 

以上、アガサ・クリスティが執筆したミステリー小説「そして誰もいなくなった」のあらすじと感想をご紹介しました。

 

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