江戸川乱歩/少年探偵団のネタバレ・あらすじと感想!

江戸川乱歩/少年探偵団のネタバレ・あらすじと感想!

江戸川乱歩/少年探偵団のネタバレ・あらすじと感想!

江戸川乱歩さんが書いた代表的な作品といえば、明智小五郎と怪人二十面相が対決するシリーズです。

 

その作品の中に、少年向けに書かれた推理小説シリーズがあります。

 

 

少年探偵団が活躍する一連のシリーズなのですが、その中の一編に「少年探偵団」という作品があります。

 

どういったストーリーになっているのでしょうか?

 

 

当記事には江戸川乱歩さんの小説「少年探偵団」のあらすじが載せられておりますので、ネタバレには気をつけて読んでください。

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江戸川乱歩の小説「少年探偵団」のあらすじを紹介・ネタバレには注意!

 

江戸川乱歩さんが執筆された小説が、「少年探偵団」という作品でした。

 

 

小説のあらすじや感想が、この記事には書かれておりますので…

 

ネタバレを良く思わない場合は、読むのをやめておいたほうがいいかも知れません。

 

 

江戸川乱歩の「少年探偵団」は、「黒い魔物」という誘拐犯が出没していることから始まります。

 

少年探偵団員の篠崎始の妹、緑が狙われ、インドの部族にまつわるのろいの宝石が盗まれます。

 

 

篠塚家は明智小五郎に助けを求めますが、出張中なので少年探偵団の小林が対策を講じます。

 

 

小林は緑を変装させて親戚へ送り届けようとします。

 

でも、乗っていた車の運転手達が黒い顔をしたインド人で、二人は洋館に連れ去られてしまいます。

 

 

しかし、小林のアイディアで少年探偵団と警察は二人の場所に辿り着きます。

 

 

明智が洋館に入った時はインド人は消えていて、いたのは青木という青年とコックのみ。

 

明智から「四つの疑問」を問われた青木。

 

 

「黒い魔物」だったインド人は青木とコックだったことがわかり、明智は青木が怪人二十面相だと暴きます。

 

 

洋館は警官隊に取り囲まれていたので、二十面相は屋根に上ってコックと軽気球のカゴで脱出しますが、高崎市にある大観音像周辺に落下します。

 

 

中にはマネキン人形と明智を挑発するような手紙だけ。

 

実は最初から軽気球に乗らず、洋館の屋根裏に潜んでいたのです。

 

 

そして10日後に、夕刊紙に、25日の深夜、大鳥時計店所蔵の有名な「黄金の塔」を盗み出すという予告状が二十面相によって掲載されます。

 

明智が店主に依頼を受け、再び二十面相と真剣勝負することに。

 

 

予告の3日前、時計店の支配人、門野老人の提案で、「黄金の塔」の偽物を本物があった床の間へ置いて、本物を床下に埋めます。

 

その後、火事騒ぎになり、騒ぎがおさまって戻ると黄金の塔は無事です。

 

 

予告当日夜12時、一同がほっとした頃、まだ安心するのは早いと二十面相の声が響きます。

 

土へ埋めた本物を掘り返すと、塔は消えていました。

 

 

そこで明智が到着し、盗まれて怒る大鳥に対して、知っていて盗ませたと説明します。

 

床下に埋めたのは偽物、床の間にある方が本物で、火事騒ぎがあった時に入れ替えたと解説します。

 

 

お手伝いの千代が入れ替えましたが、実は千代は小林が変装していたと分かります。

 

そして、門野支配人こそ変装した二十面相だと判明します。

 

 

隠れ家へ逃走した二十面相は、翌日になり盗品を並べた自分の美術館で仏像をなでていると、10体の仏像は動き出してピストルを二十面相へつきつけます。

 

 

すると明智が登場し、二十面相は背負い投げされます。

 

明智に猶予を懇願した二十面相でしたが、それを利用して地下にある穴へ逃げます。

 

 

そこへ地底から「さしちがえだね」と声が聞こえ、明智と仏像に化けていた少年探偵団は急いで避難します。

 

大爆発で地下室は大爆発で大破しますが、二十面相とその部下の遺体は発見されない、というのがあらすじです。

 

 

江戸川乱歩の小説「少年探偵団」を読んだ感想

 

江戸川乱歩の少年探偵団シリーズは小学生の時に夢中になって読みました。

 

名探偵明智小五郎が、助手の小林少年と少年たちを率いた少年探偵団と共に謎を解決するというストーリーは、単純明快でとてもワクワクした感想を持ったことをよく覚えています。

 

 

その中でも特に印象に残ったのは、明智や探偵団たちに幾度となく立ちはだかり多くの謎を残していった、怪人二十面相の正体が明らかになった場面です。

 

彼は人ならざる怪人ではなく、ただの一人の男性であったことがとても印象的だったことを覚えています。

 

 

少年探偵団の物語は、日常とはかけ離れた非日常のミステリー作品ではなく、誰もが犯人になりえ、そして誰もが探偵になるという現実が描かれた作品だと思われました。

 

 

この作品には毎回異なった名前の少年が沢山出てきましたが、それもまたクラスメイトの名前が出てくることもあって、興味深かった記憶があります。

 

 

多くの魔人や怪人と呼ばれる謎の人物や、戦後すぐの昭和が持つおどろおどろしい、平成の今では味わう事の出来ない雰囲気が、江戸川乱歩の本来持つゴシック風味の文章と相まってとても魅力的でした。

 

 

江戸川乱歩は「少年探偵団」という小説を少年誌に掲載する事で本来の読者層とは重ならない少年少女からも、絶大な人気を得る事が出来ました。

 

乱歩の作品と出会った子供たちは読書の面白さに目覚め、多くの知識や経験をその後読書から得たことだと思われます。

 

 

日本のミステリー小説は新本格などと呼ばれた1980年代にデビューした作家が殆どですが、その作家も多くが乱歩と触れることでミステリー小説と言う文学内でもエンターテインメント性あふれた特異な小説を知ったことでしょう。

 

 

江戸川乱歩の「少年探偵団」は、日本の芸術・文学に多くの影響を与えた、今も読み継がれる傑作です。

 

 

ドキドキする感覚は、子供のみならず大人になっても引き込まれる作品でしょう。

 

大人になって読んだら、子供のころとはまた違う感想が得られること請け合いです。

 

 

以上、江戸川乱歩さんの小説「少年探偵団」のあらすじと感想を掲載いたしました。

 

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