北斗 ある殺人者の回心のネタバレ・あらすじと感想!石田衣良の原作小説がドラマ化

北斗 ある殺人者の回心のネタバレ・あらすじと感想!石田衣良の原作小説がドラマ化

北斗 ある殺人者の回心のネタバレ・あらすじと感想!石田衣良の原作小説がドラマ化

小説「北斗 ある殺人者の回心」は、石田衣良さんが執筆した作品です。

 

ドラマ化が公表され、2017年にWOWOWで放送される予定となっています。

 

 

主人公・端爪北斗を、中山優馬さんが担当することになりました。

 

他のキャスト名は今のところ明かされてはいないのですが、今後わかりましたらここにも情報を追記してゆくつもりです。

 

 

WOWOWドラマの原作として選ばれた小説のストーリーは、どういった内容なのでしょうか?

 

 

ここから下には、石田衣良さんの小説「北斗 ある殺人者の回心」のあらすじや感想が掲載されています。

 

読もうと思った場合は、ネタバレにお気をつけください。

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石田衣良「北斗 ある殺人者の回心」がWOWOWでドラマ化!原作小説のあらすじ・ネタバレにはご注意

 

石田衣良さんが書かれた小説「北斗 ある殺人者の回心」が、WOWOWでドラマ化されると明かされました。

 

どんなストーリーとなっているのでしょう?

 

 

ここから先に載せられているのは、小説の感想やあらすじとなっております。

 

ネタバレして欲しくないという方は、読まないことを推奨します。

 

 

「北斗 ある殺人者の回心」のストーリーは、大まかに4つほどの章に分ける事ができます。

 

 

まず、実の両親に虐待されて育った少年期、そして里親である綾子と過ごした幸福な時期。

 

しかし綾子の闘病と医療詐欺により北斗がさつ人を犯してしまい、ついには逮捕され裁判が始まり判決が言い渡されます。

 

 

この作品は、悲しいほどに救いが少ないです。

 

実の両親と過ごした少年期は、北斗は一度も優しくされる事も抱き締められる事もなく、あまりにも酷い虐待の数々をされて育ちます。

 

 

それは父親が病しするまで続き、母親とも別々の道を生きる事を選びます。

 

そして施設に保護される事になり、後に里親になる綾子と出会います。

 

 

幼い頃から虐待を受けて育った北斗ですから、大人を味方だと思う事はできず。

 

まるで綾子を試すように色々しましたが、一向に諦める気配はありませんでした。

 

 

自分を許し続ける綾子に心動かされ、ついに心を許せるようになります。

 

この時が、この作品で唯一と言っていいほどの幸福な時間でした。

 

 

綾子に抱き締めてもらう事で北斗は人の温かさを知り、今までの時間を取り戻すかのように幼稚園児のようにたくさん甘え、愛情に包まれた幸せな毎日を過ごします。

 

 

しかし、そんな時間は長くは続きませんでした。

 

綾子が病に冒され入院する事になり、看病する日々が始まります。

 

 

ある日、綾子の友人が『病気が治る水』を持って見舞いに訪れた所…

 

綾子は大変気に入り、北斗も治って欲しい一心でそれを購入し続けます。

 

 

しかしそれはとても高額で貯金はだんだん少なくなり、北斗は綾子が自分の為に貯めてくれていた学費にも手を出します。

 

ですが、それは本当は何の医学的根拠もないただの水で、騙されていた事を知ります。

 

 

そして北斗の努力も空しく、綾子は亡くなりました。

 

綾子を失い心のバランスが取れなくなった北斗は、自分達を騙した首謀者を消そうとし、それだけが自分の生きる意味だと思うようになります。

 

 

入念に犯行計画を練りますが、結局首謀者をあやめる事はできず、無関係な人間を二人もさつ害してしまいます。

 

 

北斗は逮捕され、刑務所に入ります。

 

 

裁判が始まる中で、首謀者に引導を渡せなかった無念さ・さつ害してしまった人や遺族に対する申し訳なさ・自分の生い立ちを勝手に暴露するマスコミへの怒りなど…

 

 

北斗の心は、激しい感情に呑み込まれます。

 

 

ずっとしにたいと考えていた北斗ですが、そんな中でも自分を支えてくれる人にも出会います。

 

北斗は自分がどうすれば良いのか、生きていて良いのか分からなくなります。

 

 

結局、北斗には無期懲役の判決が下され物語は終わります。

 

 

しかしそれは絶望ではなく、かすかに希望を感じさせるもので、最後に少しだけ救われた気持ちになりました。

 

 

小説「北斗 ある殺人者の回心」を読んだ感想

 

「北斗 ある殺人者の回心」を読んで、最も印象に残った場面は…

 

主人公の北斗が里親の綾子を信頼して心を許せるようになり、リビングに居る間はずっと手を繋いでいてもらうようになるシーンです。

 

 

この作品は『端爪北斗は誰かに抱き締められた記憶がなかった。人の身体が温かいのか、冷たいのか、わからない。』という、何とも悲しい衝撃的な文章で始まります。

 

 

実の両親に愛される事なく、激しい虐待を受け続ける少年時代の話は、読んでいて辛くなる程でした。

 

しかし里親の綾子と出会ってから、北斗が少しずつ人間らしくなっていく様子がとても嬉しかったです。

 

 

もちろん最初から心を開く事ができたわけではなく、北斗は綾子を試すように、めちゃくちゃな事を何回もします。

 

でもその度に北斗を受け止め、何回も「私は母親だから」と言う綾子の姿に、徐々に北斗の心に変化が芽生えます。

 

 

本来なら幼い頃から、怒られて許されてを繰り返して子供は大きくなっていきますが、北斗はそれを17歳になって初めて体験するので、すごく戸惑いがあった事でしょう。

 

 

そして初めて綾子を「お母さん」と呼べるようになった時から、生まれ変わったように純粋な少年になります。

 

 

まるで子犬みたいに綾子にじゃれつくようになり、身体のどこかに触れていると温かな肌を通して心が安心するので、ずっと手を繋いでいてもらうようになったのです。

 

 

「手」というものは、多くの人にとっては、優しく手を繋いだり頭を撫でてもらったりと、とても安心できるものだと思います。

 

 

しかし北斗にとっては、実の両親の「手」は、自分を殴るためだけのもので、そういった安心感をくれるものではありませんでした。

 

それが綾子によって、人の身体が温かいものだと分かり、「手」はいつも触れていたい大切なものになりました。

 

 

そんな北斗を見て、月並みな感想かもしれませんが、『ずっと綾子と手を繋いでいられるように、幸せな時間が続いて欲しいな』と思いました。

 

 

以上、石田衣良さんが執筆した小説「北斗 ある殺人者の回心」の感想とあらすじでした。

 

これからWOWOWで放送されるであろうドラマ内容と原作小説の内容が、全て同じだとは限らないのでご注意ください。

 

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