物語シリーズのアニメと小説を見る順番。おすすめは時系列か放送順か
化物語をはじめとする「物語シリーズ」は、西尾維新さんが執筆している人気シリーズのライトノベルです。
2009年に1作めがテレビアニメ化され、その後も続々各シリーズがアニメ化されました。
中にはWEB限定だったり、映画化された作品まであります。
ほとんどの作品がアニメ化され、今では公式に配信されている動画と円盤(DVD・ブルーレイ)が揃っています。
パチンコ化されたことで、意外な年齢層もファンも増えたとか。
そんな、「物語シリーズ」。
1作目が「化物語」なことは誰でも知っているでしょうが…
全ての作品を時系列順に把握しているのは、余程のマニアだけだと思われます。
実は、このシリーズが原作小説が刊行された順番やアニメ放送順は、時系列ではありません。
この記事では、「時系列順」「アニメ放送順」「原作小説が発売された順」を紹介しています。
また、どんな見方をするのがおすすめなのでしょうか?
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化物語をはじめとした「物語シリーズ」・原作の小説本を見る順番!
まずは、「物語シリーズ」の小説本がリリースされた順番にご紹介しましょう。
以下の通り、発売されていました。
・化物語/上・下(2006年)
・傷物語(2008年)
・偽物語/上(2008年)下(2009年)
・猫物語/黒・白(2010年)
・傾物語(2010年)
・花物語(2011年)
・囮物語(2011年)
・鬼物語(2011年)
・恋物語(2011年)
・憑物語(2012年)
・暦物語(2013年)
・終物語/上(2013年)・中・下(2014年)
・続・終物語(2014年)
・愚物語(2015年)
・業物語(2016年)
・撫物語(2016年)
化物語をはじめとした「物語シリーズ」。アニメが放送・公開された順番を紹介!
次に、「物語シリーズ」のアニメが放送・公開された順番をご紹介します。
以下の通りとなっています。
・化物語(2009年)「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」「するがモンキー」「なでこスネイク」「つばさキャット」
・偽物語(2012年)「かれんビー」「つきひフェニックス」
・猫物語/黒(2012年)「つばさファミリー」
・猫物語/白(2013年)「つばさタイガー」
・傾物語(2013年)「まよいキョンシー」
・囮物語(2013年)「なでこメドゥーサ」
・鬼物語(2013年)「しのぶタイム」
・恋物語(2013年)「ひたぎエンド」
・花物語(2014年)「するがデビル」
・憑物語(2014年)「よつぎドール」
・終物語(2015年)「おうぎフォーミュラ」「そだちリドル」「そだちロスト」「しのぶメイル」
・暦物語(2016年)「こよみストーン・フラワー・サンド・ウォーター・ウインド・ツリー・ティー・マウンテン・トーラス・シード・ナッシング・デッド」
・傷物語(2016年)「I 鉄血篇」「II 熱血篇」「III 冷血篇」
化物語をはじめとした「物語シリーズ」の順番を時系列で紹介!
物語シリーズを、時系列の順番で紹介します。
阿良々木暦が主人公ですが、主観が主人公と異なる物語もあります。
・1作目は「傷物語」です。
阿良々木暦が吸血鬼キスショット・アセロリアン・ハートアンダーブレードに遭遇し、助けるために吸血鬼になり、吸血鬼ハンターに襲われます。
・2作目は「猫物語・黒」です。
羽川翼がストレスから障り猫という怪異になってしまい、阿良々木暦は人間へ戻そうとします。
・3、4作目は「化物語」の上と下です。
戦場ヶ原ひたぎ・八九寺真宵・神原駿河・千石撫子・羽川翼、それぞれの怪異の問題を解決していきます。
・5、6作目は「偽物語」の上と下です。
阿良々木暦の二人の妹、火憐と月火に迫る危機を暦が振り払います。
・7作目は「傾物語」です。
過去にタイムスリップした阿良々木暦は生きていた頃の八九寺真宵を救いますが、元の時間に戻ると、そこは全てが破滅した世界でした。
・8作目は「鬼物語」です。
阿良々木暦と八九寺真宵が、クラヤミという怪異に襲われます。
・9作目は「猫物語・白」です。
羽川翼が白い虎に遭遇したすぐ後に家が火事になってしまい、他の家に住まわせてもらい、家庭や自分ことについて考えます。
・10作目は「終物語」の中です。
暦が謎の鎧に襲われて、決闘します。
・11作目は「終物語」の上です。
阿良々木暦が忍野扇に出会い、自分の過去について考えます。
・12作目は「囮物語」です。
千石撫子が蛇神に憑かれて、蛇神を探している途中、自分の恋愛のことや学校での悩みのことでふっきれてしまい、千石撫子自身が蛇神となります。
・13作目は「恋物語」です。
貝木泥船は戦場ヶ原ひたぎから蛇神になった千石撫子を騙して欲しいと頼まれます。
・14作目は「憑物語」です。
阿良々木暦が自分自身の身体が吸血鬼に近づいていることを確かめていますと、手折正弦から奇襲を受けます。
・15作目は「暦物語」です。
阿良々木暦の短編集です。
・16作目は「終物語」です。
忍野扇と決着つけるべく決闘します。
・17作目は「続・終物語」です。
暦が奇妙な世界に迷い込みました。
・18作目は「花物語」です。
神原駿河が沼地ろう花と対峙します。
・19作目は「愚物語」です。
中短編集です。
老倉育の物語と、神原駿河の物語、阿良々木月火と斧乃木余接の物語です。
・20作目は「撫物語」です。
千石撫子が斧乃木余接の罠にかかり、撫子がトラブルに巻き込まれます。
・21作目は「業物語」です。
中短編集です。
600年前のキスショットの物語と、高校生になったばかりの阿良々木暦の物語と、昔の羽川翼の物語です。
物語シリーズは、どんな順番で見るのがおすすめ?
初めて物語シリーズに触れる人は、一体どんな順番で楽しめばいいのでしょうか?
普通に考えれば、どんな長期シリーズでも「時系列順なら理解しやすい」と思うはずです。
そうなると、一番最初は劇場版として公開されていた「傷物語」となるのですが…
アニメ版の場合、これを初めての人におすすめするのは若干抵抗があります。
テレビ放送されていた他作品の場合は、残酷描写が抑えめに表現されています。
それに比べて傷物語は、表現規制がゆるいのです。
残酷描写に抵抗のない方は、問題ないのですが…
苦手な人が見た場合、そこで見るのをやめてしまう可能性があります。
ですが、他の作品で主人公・暦の肉体が傷つけられる描写を散々見てきていれば…
ある程度慣れもあり、抵抗感も薄いかもしれません。
傷物語は、ヒロイン・戦場ヶ原ひたぎも登場しないエピソードなんですよね。
なぜか3部作なため、引き伸ばし感もあります。
バトル色が強いのも、異色な感じ。
「かわいい女の子がたくさん出る」「お色気描写がある」「会話が面白そう」
こういった興味を持った人が、真っ先に見るべきか?
…というと、甚だ疑問ですし。
すでにシリーズのファンになった人が見るのは問題ないですが、初めての人には向いていない作品だと思います。
なので、傷物語に限っては…
あくまでも「過去のエピソード」として、後回しにしたほうが良さそうです。
以下、まとめると…
・基本的には、原作小説がリリースされた順番で。
・アニメの場合、2番めに来る傷物語は、後回し。
アニメも原作小説も、暦とひたぎが初めて出逢う「化物語」を最初に見るのがおすすめです。
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以下の作品が配信中です。
・化物語
・偽物語
・猫物語/黒
・物語シリーズセカンドシーズン
1話〜5話:猫物語/白
7話〜10話:傾物語
12話〜15話:囮物語
17話〜20話:鬼物語
21話〜26話:恋物語
27話〜31話:花物語
6話・11話・16話:総集編
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