時をかける少女・魔女おばさんの正体は原作小説の主人公なのか考察!

時をかける少女・魔女おばさんの正体は原作小説の主人公なのか考察!

 

細田守監督の人気アニメ映画「時をかける少女(時かけ)」では、謎めいたキャラクターが登場します。

 

それが、主人公・紺野真琴が「魔女おばさん」と呼んでいる、実の叔母です。

 

 

彼女は、さもタイムリープの存在を知っているかのように話していますが…

 

実際、そんな経験があるのかはっきりとは明かしていませんでした。

 

 

真琴の話に合わせながら、適切なアドバイスをする。

 

そんな彼女の正体って、一体何なのでしょうか?

 

 

中には「原作小説の主人公ではないか?」という説もあるのですが…

 

本当なのか、考察してみることにしましょう。

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アニメ「時をかける少女(時かけ)」魔女おばさんの正体は?

 

アニメ「時をかける少女(時かけ)」の中で主人公・紺野真琴に度々アドバイスを与える、不思議な存在。

 

「魔女おばさん」と呼ばれている彼女の正体が、気になると思います。

 

 

作中では、魔女おばさんとしか呼ばれていなかったため…

 

映画の本編だけでは、彼女の名前がわかりません。

 

 

初めて名前が発覚するのは、エンドロールに入ってから。

 

 

キャスト欄の一番最後に、「芳山和子」という名前が確認できました。

 

姓は違いますが真琴の叔母で、独身です。

 

 

芳山和子とは、一体誰なのか?というと…

 

原作小説・実写映画(原田知世版)の主人公と、同じ名前の人物です。

 

 

あらかじめこれらの作品に触れてから、アニメ版を見た方は…

 

彼女の口からタイムリープという言葉が出た時点で、ハッとしたのではないでしょうか?

 

 

しかも、単なるファンサービス的な役どころと思いきや…

 

その後何度も真琴にアドバイスを与え、重要人物のような立ち位置。

 

 

物語の終盤では、高校時代に恋していた相手の話を真琴にし始めます。

 

「いつか必ず戻ってくる」と言った相手の言葉を信じて、待ち続けてしまったことも。

 

 

そして物語は終わり、エンドロールが流れます。

 

その中に芳山和子の名前を発見した原作ファンは、そこで確信するわけです。

 

魔女おばさん・芳山和子は、原作小説の主人公と同一人物なのか?考察してみた

 

アニメ「時をかける少女(時かけ)」において魔女おばさんと呼ばれている、真琴の叔母・芳山和子。

 

 

名前は同じですが…

 

本当に、原作小説の主人公と同一人物なのでしょうか?

 

 

彼女に関して、見つかりました。

 

他にもあるかもしれませんが…

 

芳山和子が原作小説の主人公では?と思わせる点

 

・タイムリープについて語った。

 

・写真の隣に、ラベンダーが飾られている。

 

・仕事場に置いてある写真。

 

真琴の話を聞くなりタイムリープという単語を出すあたりは、彼女自身経験したことを伺わせます。

 

やはり、原作主人公の和子なのか?

 

 

仕事場に飾られているラベンダーは、原作小説のキーアイテムの一つでした。

 

 

未来(西暦2660年)からやってきた、深町一夫(本名:ケン・ソゴル)。

 

彼が現代にやってきた理由が、自分の生きる世界ではラベンダーが採取不可能になったからでした。

 

 

そして、真琴と和子が話している時に大写しになっていた、例の写真。

 

 

真ん中にいるのが、高校時代の和子です。

 

彼女の両脇にいるのが、深町一夫と堀川吾朗だと思われます。

 

 

女子1人と男子2人の関係は、真琴と千昭・功介と重なります。

 

 

ちなみにこの写真のデザインは、文庫版(電子書籍版)小説の表紙とほぼ同じ。

 

両脇の男子二人のポーズに、違いはありますが。

 

 

こういった感じ。

 


 

ちなみに…

 

紙の文庫版のカバーは、アニメ映画のポスターと同じ絵に替えられているバージョンなので注意。

 

芳山和子に関して、原作小説の主人公とは違う点も

 

アニメ映画版「時をかける少女」にも登場した、芳山和子。

 

原作小説と共通する設定がある一方、違う設定も見つかりました。

 

 

それは、以下の通りです。

 

・和子たち周辺の人から一夫の記憶は消されているはずだが、アニメ版では覚えていた。

 

・タイムリープの方法

 

千昭がどんな手段で現代にやって来て、どうやって真琴のクラスに転入してきたか?

 

説明はありませんでした。

 

 

一方、深町一夫(ケン・ソゴル)の場合は…

 

薬品によって時間跳躍して来たことを、明かしていました。

 

 

さらに催眠術によって架空の記憶を与え、周囲の人たちに溶け込んでいたことも。

 

実際は1ヶ月しか滞在していなかったのに、芳子たちは昔からの知り合いだと思いこんでいたのでした。

 

 

過去の人に未来のことを話してはならないルールがあり、未来へ帰る前に自分に関する記憶を消す必要があるのです。

 

 

芳山和子も例外ではなく、彼女の頭の中から深町一夫(と思われる男子)の記憶は無いはずなのです。

 

 

ですがアニメ版の彼女のセリフからは、彼の事をかなりはっきりと覚えていることが伺えます。

 

しかも仕事場には、彼の写真まであるという。

 

 

深町一夫(ケン・ソゴル)には、帰るための薬品を用意せずにうっかり現代に来てしまったという経緯があります。

 

自分では完璧に証拠を消したつもりでも、残ってしまっていた可能性も考えられますが…

 

 

次に、タイムリープの方法。

 

これが全く違います。

 

 

芳山和子が能力に目覚めたのは、理科実験室の中。

 

深町一夫(ケン・ソゴル)がこっっそり調合していた薬品をひっくり返し、匂いを嗅いでしまったからです。

 

 

本来長い時間跳躍をするための薬だったのですが、匂いを嗅いだだけだった。

 

なので、短い時間だけタイムリープ出来るようになったのです。

 

 

最初は、自分の身に危険が及ぶとタイムリープしていました。

 

その後、念じるだけで使えるように。

 

 

しかし、時間経過によって使えなくなりました。

 

 

一方真琴のタイムリープに関しては、ご存知の通り。

 

 

クルミのような装置に触れると、力がチャージされた状態に。

 

腕に回数が記され、その回数だけ使えるというもの。

 

 

タイムリープするにも、走ってスピードをつけた状態で高くジャンプするという方法を使っていました。

 

もっともこれは自己流で見つけた方法で、他にも楽なやり方があるのかもしれませんが。

 

 

ビジュアル的に映えるからとか、話のテンポや見た目のわかりやすさを重視し…

 

アニメ用に、オリジナルな設定や演出に変えたのかもしれません。

 

 

芳山和子の頭の中に深町一夫(ケン・ソゴル)記憶が残っているのも、タイムリープの存在を真琴に教える役目として登場させたからだと思います。

 

 

なので、必ずしも「アニメ版は、原作小説の続編」とは言い切れないのです。

 

 

作中の設定や時代などが違うものの、「タイムリープ」「未来人と現代人の淡い恋愛」という点では共通しています。

 

つまりこれは、現代風にアレンジしたリメイク作品ともいえるのです。

 

 

叔母と姪が似た経験をしたのは、あくまでも偶然。

 

特殊な能力が使えるような血筋とかではないので。

 

 

原作や実写映画版を知っている人に対しての、ファンサービスの面が強いのかもしれません。

 

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