同担拒否とは?意味を説明。その心理とは
ネットの世界では日々新しい言葉を誰かが生み出し、一部で普及するという流れが常に起こっています。
しかし普段の生活で使われることはほぼないため、ネットやツイッターのトレンドなどで偶然目にしても意味がわからず、困惑する機会も多いです。
その中に「同担拒否」という言葉も含まれるのではないでしょうか?
主にジャニーズファンが使っているとか、アニメ用語だとか、過激な事件にまで発展したとか…
ツイートの内容やTLを見て、怖いと感じることも。
そもそも、同担拒否とは一体どういう意味なのでしょうか?
また、そういった心理に陥る理由とは何なのでしょうか?
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同担拒否とは一体どんな意味?そうする人の心理とは?
同担拒否とは「同じものが好きな人を拒否する宣言」の事を言います。
拒否する理由は、自分が好きな人は自分だけが好きでいたいという心理からです。
以下説明します。
この言葉は、最初アイドル関係で使用されていた言葉です。
アイドルは数多くいますが、アイドルの中でもジャニーズファンの人達がこの言葉を使用していたと言われています。
当時のジャニーズファンは、自分が好きなジャニーズタレントの事を自分が「担当する」という考えでいました。
つまり、ジャニーズの中でAのファンならそのファンは自分は「Aの担当です」と考えていました。
そこでは「同担」という考えもありました。
そこでの同担とは「同じ担当を持つ人」、つまり同じ人のファンの事を同担と言いました。
ジャニーズのファンと言えば女性が多く、「自分の好きなアイドルや憧れているタレントは、自分だけが担当したい」という気持ちを持つファンがいます。
「自分は、あるアイドルを担当している。しかし、同じアイドルを担当するファンは拒否する」といった考えが同担拒否と言えます。
拒否というのは様々な意味がありますが、ここでは「同じ人のファンとは仲良くしない」事や「その人の事を言葉のまま拒否する」という意味です。
この言葉が使用されていた当初は先に言いました通り、アイドル界(特にジャニーズ)のファンの間で使用されていました。
ですが、その後アニメ界や音楽界でも使用される言葉になりました。
大人気アニメである「おそ松さん」でも使用された事で有名です。
おそ松さんの劇中で使用された事により、更にこの言葉がアニメファンの間にも広まりました。
おそ松さんにおいては、以下の様に使用されていました。
「スイッチヒッターちょうだい」
「ごめん、ぼく同担拒否」
現在ではあまり意味を深く考えずに同担拒否を使用する人もいますが、この言葉の本質は「強烈な独占欲」だと言う人もいます。
「好きな人や憧れている対象は、他の誰でもない自分だけの人でありたい」という、強烈な独占欲の深層心理の現れだとも言えます。
この言葉自体が女性だけの共同体の中で生まれた言葉ですから、使用するのはほぼ女性のみと言っても過言ではありません。
男性の場合、同じものを好きな者同士に仲間意識が生まれ、意気投合するのが自然です。
また同担拒否の反対の意味として、「同担歓迎」という言葉を使う人も一部いるようです。
同担歓迎の意味は、自分が好きな人を好きなファンとも拒否せず仲良くするという事になります。
同担拒否と言っても様々な人がいて、拒否度の軽い人・拒否度が中位の人・拒否度が強い人等様々です。
拒否度が強い人の事を、過激派と言うケースもあります。
まとめ
・同担拒否の意味は、「自分と同じものが好きな人を拒否する」こと。
・自分と同類を拒否をする心理は、「自分が好きなものを好きになって良いのは、自分だけ」といった強い独占欲によるもの。
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