前給制度とは?やり方を説明!振込日はいつ
前給制度とは…
その名の通り、「給料日になる前に、お金を受取る」ことが可能なシステムです。
これを利用することで、自分が生活する上で様々なメリットやデメリットがあります。
特に緊急でお金が必要な場合、最短の振込日が気になる方もいるでしょう。
東京都民銀行が行っている制度ですが、どのような方法でこのサイトから前給を受取ることが出来るのでしょうか?
当記事では、前給制度に関する知識とやり方を説明しています。
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前給制度とは?メリットとデメリットを説明!
前給制度とは、給料日の前に働いた範囲中でお金を受け取ることができる制度です。
東京都民銀行が各企業との協力で提供する、働いた給料や賃金を本来の支給日の前に受け取ることができるサービスです。
労働基準法においては、給料や賃金を労働を前提とした前金や前払い金と相殺することを禁止しています。
前給は実際に働いた報酬を受け取る制度であるため、労働基準法に抵触することはありません。
前給制度を導入する企業で働く従業員は、実際に働いた範囲内で一定の金額を、給料日前に受け取ることができます。
カードローンなどの借り入れとは異なり、返済の必要がないお金を、無利息で利用することができます。
ですので、冠婚葬祭や病気やケガなどで急にお金が必要になった場合にも、余裕を持って対応することが可能になります。
また、前給制度を導入する企業には「従業員の利便性を高めることにより、従業員の労働意欲や定着率が向上して、人材不足が解消できる」というメリットがあります。
この制度は、飲食チェーン・小売業・レジャー施設・コールセンターなど、たくさんの企業で導入されています。
そして、年を追うごとにその数は増えています。
具体的な数字で表すとすれば、導入している会社の数は平成23年では約400社でしたが、平成27年では550社にも増えているのです。
人で見れば、約30万人から約73万人に増えています。
前給制度の良い点は、4つあります。
1つ目は、早ければ次の日には振り込まれるので、急な出費があっても安心して働ける点です。
給料日前にお金をたくさん使うことがあっても、前給制度を使えば焦ることは無くなります。
2つ目は、専門機材は使わないので、初期導入料はかからない点です。
少しの手数料だけで、使うことができます。
3つ目は、東京都民銀行サイトなので安全な点です。
お金を扱うので、少しでも危険や不安があるサイトには任せたくないですが、大きなサイトですので安心感があります。
4つ目は、手間がかからない点です。
なぜなら、携帯電話やパソコンから簡単に申し込めるからです。
複雑なこともなく、スマートフォン一つで申し込むことが可能なのです。
デメリットといえば、やはり手数料を引かれてしまう点でしょう。
毎月利用し続けてしまったりすると、手数料だけで結構な金額になってしまいます。
頻繁に使うのは控え、出来るだけ緊急用に留めておくのが賢い利用法と言えます。
前給制度のやり方・東京都民銀行のサイトから前給を受取る方法!振込日はいつ?
前給を受け取るための方法は、比較的簡単です。
まず最初は、会社で手続きを行います。
勤務先が前給制度を導入しているのかどうかを確認しましょう。
前給の契約書を記入して、会社に提出するということです。
制度を導入する企業では、従業員に対して…
10桁の数字からなる「企業コード」
企業が指定する従業員番号である「利用者コード」
さらに「初期パスワード」を発行しています。
次に、前給のサイトへ行きます。
パソコンやスマートフォンなどを利用して、東京都民銀行のサイトにアクセスしてください。
企業コードと利用者コードと初期パスワードを入力して、まずは正式なパスワードの設定を行います。
パスワードは4桁以上20桁以内の英数文字で、覚えやすく他人にはわかりにくいものを設定しましょう。
専用ページにログインすると各種メニューの画面が表示されますので、その中から「前給利用申込」をタップ(クリック)してください。
そして、申込金額を決めます。
詳細入力画面が開かれて利用可能額が表示されますので、表示された利用可能額の範囲内で利用金額を入力してください。
最後に、申込内容をあらためて見返します。
確認のページで「OK」をクリックすれば、前給の申し込み手続きは完了です。
ちなみに申込金額を決めるときには、振込手数料を含めるか含めないかも決めることができます。
含める場合は、給料日に申込金額だけ引かれます。
含めない場合は、給料日に申込金額と振込手数料が引かれます。
最短で申し込み日の翌営業日には、指定口座への振込による入金を受けることができます。
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