ゼネコンとは?サブコンとは?意味の違いを簡単に説明!
主に建築関係の記事でよく見かける言葉に、「ゼネコン」があります。
ですが、ニュースや新聞などで当然のように使われているこの言葉。
ニュース好きな人の中では知っていて当たり前と思われているようで、改めて説明している媒体を今まで一度も見たことがありません。
ですが業界人でもないし、日常生活の中で使われるような言葉でもないし、教わる機会もないわけで…
今さら聞けない…と、悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
さらに「サブコン」という言葉もあるのですが、これに至ってはメディアでもめったに見かけません。
ゼネコンとは?サブコンとは?
それぞれ、どんな意味なのでしょうか?
以上2つの違いについて、この記事で簡単に説明しています。
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ゼネコンとは?サブコンとは?意味と違い・使い方を簡単に説明!
「ゼネコン」と「サブコン」それぞれの意味と、違いとは…
まずゼネコンは、英語「General Contractor」の略称です。
日本語に意訳すると、「総合建設業」になります。
対してサブコンは、ゼネコンの下請け業者です。
この言葉は、建築業界・土木業界でよく使われる言葉です。
建築した建物には内装・換気扇・スプリンクラーなど、色々な設備があります。
電気、排水や水道などの設備もあります。
これら様々な設備をそれぞれ専門に担当する下請け業者が、サブコンなのです。
ゼネコンは、全体の作業を管理しています。
たとえばその建物の電気工事が完了していなければ、内装はできません。
電気工事がいつ完了するか、内装はいつから行えばいいかなどを把握するのが、ゼネコンです。
把握した上で、その業者間の調整をします。
また、工程管理や品質管理もします。
材料管理や原価管理もしますし、安全管理なども行います。
品質管理とは、設計図の通りに間違いなく出来ているかを確認することです。
原価管理とは、予算の範囲内で工事が出来るようにすること。
安全管理とは、事故が起こらないよう対策をとることです。
サブコンとゼネコンとの違いを、改めて簡単に説明すると…
前者は、建築した建物の色々な設備を担当します。
後者は、全体を把握してその業者間の調整をしたり、様々なことを管理します。
ゼネコンに勤める人は、サブコンの人だけでなくフローリング屋や塗装屋など色々な職人にも対応しなければいけません。
現場で作業している、その道のプロとのコミュニケーション力がより求められます。
これらの職人にきちんと対応するため、図面などを読み把握しておく必要があります。
図面だけでなく、現場と見比べることも大事です。
ゼネコン勤務を通して多くの知識を得た後、大学の教授に就任している人も中にはいます。
ですが現場作業における専門的な知識や技術においては、当然ながらサブコンの人や職人の方が上でしょう。
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