怒髪天を衝くとは?意味と読み方を説明!

怒髪天を衝くとは?意味と読み方を説明!

日常生活ではあまり耳にしないのに、フィクションの中では意外と見かける言葉ってありますよね。

 

 

「怒髪天を衝く」もそのひとつで、小説・漫画・ゲーム中の文章で目にした方もいるかもしれません。

 

 

字面や物語の場面の流れから推測すると、その人物が怒っていることはなんとなく予想できるのですが。

 

また、「衝く」の読み方がいまいちわからない方もいるかもしれませんので…

 

 

一体どんな意味・読み方なのか?

 

この記事で説明していますので、参考にしてみてください。

 

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「怒髪天を衝く」とは?読み方と意味は

 

「怒髪天を衝く」という言葉は、戦国時代の中国の古事が由来の成語です。

 

読み方は、「どはつてんをつく」です。

 

 

その昔、小国の趙の国王が宝を手に入れます。

 

それを知った大国の秦が国土を引き換えにその宝を欲しがるところから、物語は始まります。

 

 

大国を恐れた趙は、引き換えの条件が守られないことを知りながらも宝を持たせた家臣を送ります。

 

その家臣が秦の国王が約束を守らないことに腹を立て「怒髪天を衝く」ことになります。

 

 

この怒りの形相に恐れをなした秦の国王は、弱国である趙の家臣の提案を受け入れ、宝を手に入れようと試みます。

 

 

しかし結局は、この家臣の機転により宝は持ち帰られ…

 

秦に攻め入られることもありませんでした、というお話です。

 

 

正しくは「怒髪、天を衝く」というように読み方をします。

 

 

「怒髪」というのは怒りで髪の毛が逆立った様子を表し、「天を衝く」と合わせて怒りによって逆立った髪の毛が天にも届く勢い、という意味になります。

 

つまり、猛烈な怒りの感情や形相を表すことができる言葉です。

 

 

「真実を知った兄は、まさに怒髪天を衝くような形相で相手に殴り掛かった」

 

「父は怒髪天を衝く勢いで息子に怒鳴り、震えながらこぶしを握り締めていた」

 

「あの人は彼女のこととなるとすぐ怒髪天を衝くような怒り方をするので、注意したほうがいいですよ」

 

 

…というように、尋常じゃない怒り方をしている・メラメラと燃えるような怒りの感情を表すときに、使うことができます。

 

 

実際には、髪の毛が逆立って天まで届くことはありえませんが…

 

怒りに震えた時のあの毛穴が開いて熱くなるような感覚、怒りの感情を持った人の不穏なエネルギーをよく例えた表現です。

 

 

中国由来の故事成語らしく、少々オーバーな感じはします。

 

 

ですが、実際にはあり得ないけれどすごい怒りの現場を見た、ただの怒りでは言い表せない自分の感情を表現したいというような場面では使える言葉です。

 

 

「最後のまんじゅうを食べたことに、嫁が怒髪天を衝く勢いで責めてきた」など…

 

ちょっと笑える調子にもなりますので、場面に合わせて使い方をマスターしましょう。

 

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