センシティブとデリケートの違いは?意味・使い方を説明!
「センシティブ」と「デリケート」。
これら2つの言葉に、意味の違いはあるのでしょうか?
意味が似ている言葉ということもあり、状況によってどちらを使うべきなのか判断に迷う場合もあると思われます。
それぞれ、どういった使い方をするのでしょうか?
この記事では、上記2つの言葉の意味と違いをを説明しています。
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「センシティブ」「デリケート」それぞれの意味は?違いと使い方を説明
「センシティブ」と「デリケート」は確かに言葉は違うものの、いざその意味を説明してみると、全く同じになってしまう…
そういったことになりやすい言葉です。
この二つの言葉の意味と違いを、早速確認してみましょう。
まずはセンシティブですが、「敏感な」「神経質」などの意味を持っています。
感覚的な範囲で使われることが多く、元の言葉は名詞であるsenseが語源になっています。
デリケートはdelicacyから派生した言葉で、「繊細」「か弱さ」「取扱いにくさ」などとなっています。
取りようによっては同じような意味で使われることもありますが、例を挙げてみると2つの違いは分かりやすくなります。
例えばこの2つが良く使われるものとして、「これはデリケートな問題」とか「センシティブな問題」といわれることがあります。
どちらも、「取扱いに注意して、細心の注意を払わなければいけない微妙な問題である」というニュアンスを持っています。
しかし実際にあるものに対して使う場合には、気を付けなければいけません。
「デリケート」を人に対して使うと、その人が「体が弱くて病弱、些細なことで傷つきやすい」といった弱いイメージになりますし…
人ではなく機械ならば「落としたり、衝撃を与えることで壊れやすい」という意味合いになります。
一方「センシティブ」というと「神経質で扱いにくい難しい性格」ということになりますが…
機械ならば、「精密で繊細な作業や感度が良い」ということになります。
機械が壊れやすいことと繊細な作業をこなすことではかなりの違いがありますので、注意しておいた方がいいかもしれません。
ただし、繊細だからこそ壊れやすいという意味も同時に発生しますので、必ずしも使えないというワケではありません。
同じように使ってしまっても問題ない場合もありますし、人の揚げ足を取ってそれは違うと指摘するような問題ではないのも確かです。
また女性が良く使う敏感肌という言い方も、センシティブスキンという言葉で言い表すことができます。
デリケートな肌でも問題ありませんが…
どちらかといえば「外からの刺激に弱い肌」という意味合いが強くなります。
とはいえ、どちらも日常で使う時にはあまり細かく分ける必要はないかもしれません。
ただ、違いを知ってこそ使う言葉に真実味が加わってきます。
知ったかぶりをして恥をかくものあまりお勧めできませんので、しっかり覚えて使うべき場所やトピックを正しく判断しましょう。
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