武曲 MUKOKUのネタバレ・あらすじと感想!原作小説が映画化

武曲 MUKOKUのネタバレ・あらすじと感想!原作小説が映画化

武曲 MUKOKUのネタバレ・あらすじと感想!原作小説が映画化

藤沢周さんの小説「武曲(むこく)」の映画化が決定し、「MUKOKU」というタイトルで2017年に公開されることになっています。

 

 

主人公・矢田部研吾の役を綾野剛さんが担当し、村上虹郎さんが羽田融の役をつとめることが発表されています。

 

 

映画の原作して採用された小説「武曲(むこく)」なのですが、ストーリーはどのような内容だったのでしょうか?

 

 

後日公開されるであろう実写映画のネタバレに繋がってしまうかもしれませんので…

 

この下に書かれているあらすじと感想を読む時は、気をつけてください。

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映画「武曲 MUKOKU」原作小説のあらすじを掲載。ネタバレの可能性があるのでご注意を

 

2017年の公開が決まった映画が「MUKOKU」で、藤沢周さんの書かれた小説「武曲(むこく)」が原作となっております。

 

 

原作の内容を事前に知ってしまうと、今後公開される映画の内容までわかってしまう可能性が高いです。

 

当記事に載せられているあらすじや感想を読む時は、くれぐれもご注意ください。

 

 

小説「武曲」のあらすじを紹介します。

 

 

舞台は古都鎌倉、とある高校の剣道部です。

 

 

主人公の羽田融は、ラップに関するあらゆる言葉やリリックに心を奪われていました。

 

どうしたらそんなものを自在に操れるようになるのか、ということに没頭する日々を送っていました。

 

 

ですが、とある出来事から剣道に、そして無類の剣豪と呼ばれた男の息子である矢田部と運命的に出会います。

 

 

矢田部は融の高校の剣道部の指導者として学校に通ってきており、実はアルコール依存症からぎりぎり抜け出して警備員として生計を立てていました。

 

 

彼の父はかつて「さつ人剣の使い手」と称され、多くの剣士から慕われて神奈川県警の剣道部を指導したほどの腕前でした。

 

 

剣に取りつかれたような古武士のような生き方をする彼は、ある日息子と果し合いをします。

 

息子の矢田部は、その父に致命的な怪我を負わせてしまったという過去を持っていました。

 

 

仕事と剣道の指導、そして意識を取り戻さない父の介護というギリギリの日々を生きており、そんな中に現れた融の存在に心を奪われてしまったのです。

 

 

融はそれまで剣道をやったことが無かったのに、その天賦の才は矢田部を、そしてその師であった僧侶・光邑までも釘付けにします。

 

融も友人とのしがらみから、その意味も解らないままに剣道部に入部させられることとなりました。

 

 

竹刀を合わせたことで、矢田部は融の才能を瞬時にさとり、その存在を恐れるようになります。

 

すさんだその暮らしの中に現れた融の存在はまるで光のようであり、そして自身の歪みを炙り出すようなものでした。

 

 

ある日、二人は導かれるように木刀で戦ったことで、融は怪我を負ってしまいます。

 

そのことで矢田部は再びアルコール依存症に陥り、師である光邑を悩ませます。

 

 

融はそれまでに触れたことが無かった仏教や剣道の世界の言葉に魅了され、新しい自分を探るようになり、剣道にも打ち込むようにもなります。

 

何事も自分の血肉とするような若さとまぶしさがそこにありました。

 

 

そんな中で矢田部の父は、ひっそりと息を引きとります。

 

その存在は何よりも大きな楔・そして呪縛であったということを、矢田部自身が悟ったのです。

 

 

まだそれぞれに抱えたものから完全に解き放たれるところまでには至らぬまでも、融と矢田部はその剣を合わせることでそれぞれの人生を大きく変えることになりました。

 

 

学校の道場で静かに向き合う二人の周囲にあったのは、清々しい空気。

 

そして光の中には新しい時間が流れ始めていたことを、それぞれに実感していたのでした。

 

 

藤沢周の小説「武曲(むこく)」を読んだ感想

 

比較的読書量が多いと自負しているものの…

 

 

武曲に関しては難しい漢字が多々用いられていたり、一般的な読み方ではない事が多いので読書に慣れている方でも速度は落ちてしまうという感想を持ちました。

 

 

しかし、裏を返せば一つ一つの言葉に重みがあり、他のワードでは代用することができない的確な言葉を選ばれているという事になります。

 

 

そのため、冒頭から口調や文体に大きな存在感があり、この先どのような大きな世界を見せてくれるのか気持ちが高ぶりました。

 

 

武曲は剣道を題材にした作品なのですが、数ある他の剣道の小説とは一線を画する存在に感じました。

 

こうした気持ちを特に高めてくれたのは、武曲の中で語られている竹刀に対する思いです。

 

 

父は竹刀を本物の切れ味が鋭い刀と同じ扱いで捉えており、十分人の命を奪う事ができる道具として認識していたのです。

 

 

武曲の中には木刀も登場するのですが、刃を持っている刀と同じ扱いをしていたので、手にする時はとても真剣なのです。

 

こういった剣道に纏わる道具を真剣に取り扱いしている様子というのは、読み進めている側においても息を飲むという感想を持ちました。

 

 

ただし、父のこのような姿勢ばかりが描かれているのなら、途中で飽きてしまった恐れもあります。

 

誰もが武曲を飽きずに最後まで読むことができるのは、息子は異なる意見を持っているという事が関係しているでしょう。

 

 

息子は父親が道具に対して抱いている異常とも言える執着に良い思いをしておらず、常々嫌な気持ちを抱きつつ過ごしていたのです。

 

このような中、ついに親子で剣を交えてしまったのですが、お互いに道具を持っているため単なる親子喧嘩で済む事はなく父親が命を落としてしまう事になりました。

 

 

このシーンはとても強烈な印象を与えられたため、武曲という作品全体の中で最も強く印象に残り続けていると言っても過言ではないほどです。

 

しかし、成長するにおいて色々な出来事の中で自分が起こした事を見つめ直していく様子は感動させられます。

 

 

以上、藤沢周さんが執筆した小説「武曲(むこく)」の感想とあらすじを紹介しました。

 

 

2017年に公開予定の実写映画「MUKOKU」でも、同じ展開になるとは限りません。

 

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