ちはやふるの意味は?人気漫画原作の映画が公開(ちはやぶる)

ちはやふるの意味は?人気漫画原作の映画が公開(ちはやぶる)

 

2011年にテレビアニメ化され、さらに2016年には実写版の映画が公開されるということで話題の「ちはやふる」。

 

 

「ちはやふる」は、競技かるたをテーマとした主人公・綾瀬千早が活躍する少女漫画のことです。

 

千早はクイーンを目指す少女であり、競技かるたに関わる人々を描いた青春物語となっています。

 

 

では…

 

その原作漫画のタイトルにもなっている、「ちはやふる(ちはやぶる)」の意味はいったい何でしょうか?

 

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漫画や実写映画のタイトル「ちはやふる(ちはやぶる)」の意味は?

 

実写映画化が決定し、公開日を迎えている原作漫画の「ちはやふる」。

 

このタイトルの意味ってなんなのでしょうか?

 

 

競技かるたで千早たちが競って札を取っているのは、百人一首。

 

百人一首とは、100人の歌人の和歌を一人一首ずつ選んでつくった秀歌撰です。

 

 

藤原定家が選んだとされる「小倉百人一首」は歌がるたといわれ、通常百人一首と言えばこの小倉百人一首を指します。

 

 

「ちはやふる」というタイトルは、この百人一首のうちの一首「千早振る(ちはやぶる) 神代もきかず龍田川 から紅(くれなゐ)に 水くくるとは」からきています。

 

これは、100首あるうちの17番目・在原業平という平安時代の貴族が詠んだ歌になります。

 

 

全百二十五段からなる「伊勢物語」も、在原業平の物語であるとされています。

 

六歌仙・三十六歌仙の一人ですので、和歌の名人です。

 

 

「ちはやふる(ちはやぶる)」という、単語そのものでは意味がわかりづらく難しいのですが…

 

この一首を現代語訳すると、以下のようになります。

 

「不思議なことが多く起こっていたという神代の昔でさえも、こんなことは聞いたことがない。

 

こんなふうに紅葉で竜田川が真っ赤な紅色になって、まるでくくり染めにしているとは」

 

 

水の上を紅葉が浮かんでいる竜田川の様子に感銘を受けて、しぼり染めの織物に例えて詠んでいます。

 

 

上記の歌の中の「ちはやふる(ちはやぶる)」は、次の「神」もしくは地名の「宇治」にかかる枕詞となっています。

 

ちは「荒々しく吹く風」、はやは「敏捷に」、ぶる(ふる)は「ふるまう」という言葉を短縮したものです。

 

 

「くくり染め」は、ところどころを糸でくくり染めることで、くくった部分を別の色の模様に染める方法のことを指します。

 

 

激しいバトルが繰り広げられる競技かるたを描いた、この作品ならではのタイトルといえるのではないでしょうか。

 

まとめ

 

・2016年に公開される予定の、広瀬すずさん主演の実写映画「ちはやふる」。原作漫画のタイトルとしても知られている。

 

・平安時代の貴族・在原業平が詠んだ歌「千早振る(ちはやぶる) 神代もきかず龍田川 から紅(くれなゐ)に 水くくるとは」から漫画タイトルとして採用している。

 

・この歌の意味は、「このように紅葉によって竜田川が真っ赤な紅色になり、それはまるでくくり染めのように見える。たくさんの不思議な出来事があったと言われている神代の昔でも、このようなことは聞いたことがなかった。」

 

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