ワイヤレス・コードレスとは?意味を説明!
掃除機・AirPodsなどのイヤホン・ヘッドホン・電気ポット・電話機・インターホンなど…
家電量販店などで売っている電気機器の中には、「ワイヤレス」や「コードレス」タイプのものが存在します。
これらの言葉って、一体どういう意味なのでしょう?
この記事では、意外とはっきり答えられない「ワイヤレス」や「コードレス」の意味について説明しています。
あまりにも周りが普通に使っているため、今さら他人に聞けない…
そんな方は、今回の記事を参考にしてみてはどうでしょうか。
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「ワイヤレス」とは?
ワイヤレス(wireless)の意味は、無線。
「wire(電線)」と「より少ない(less)」という単語が組み合わさったもの。
ワイヤレスとは、無線技術を使って機器を動かすシステムのことです。
たとえば身近な例でいうと、固定電話の電話機に使われる子機。
これも、ワイヤレスシステムを使って通話をしているのです。
本来ならコードに接続して使用するものですが、無線により親機に信号を飛ばして電話としての機能を果たします。
他にも、テレビで出演者が胸元に小さなマイクを付けているのを見たことがあるはずです。
昔は長いコードを手でさばきながら話をしていましたが、現在はピンマイクと呼ばれるワイヤレスマイクが使用されています。
マイクがとらえた声は、無線の形でスピーカーまで届けることが可能です。
パソコンを使用するとき、マウスは必需品です。
従来はパソコンの本体にケーブルで接続する必要がありましたが、ワイヤレスタイプはケーブルがなくてもマウスを使えます。
パソコン側に設定をするだけで使えるので、机を広く使うことが可能です。
AirPodsなどのワイヤレスイヤホンやヘッドホンも、若者を中心に人気があります。
電子機器に直接線を繋がず、スッキリした状態で音楽を聴ける。
このことが画期的だったことは、記憶に新しいでしょう。
電子機器側から、無線で音楽を飛ばしているという状態です。
コードがもつれることがないので、非常に人気があります。
さらに身近な例として、インターネットのWi-Fiも挙げられます。
ルーターから発信される無線信号により、登録したデバイス全てでインターネット回線を利用することが可能です。
今やワイヤレスは、生活にかかせないものとなっています。
最近は、ワイヤレスで携帯電話を充電できるタイプもあります。
コンセントにつながなくても充電できるのですから、便利で場所を選びません。
ワイヤレスタイプのプリンターもあり、パソコンやスマホからパソコンの資料を無線でプリンターに送ることで、印刷できます。
これらのワイヤレス機器を使う際、絡まりやすく面倒なコードを気にする必要ありません。
あらゆる機器にコードがなければ、使っている部屋の中もスッキリしているように見えます。
ワイヤレスは便利な一方、欠点もあります。
電波によって左右されるので、ネット回線が遅くなることが生じます。
「コードレス」とは?
コード(cord)とは、電化製品が電源を得るための線です。
レス(less)とは不要な、あるいは無いという意味です。
つまりコードレス(cordless)の文字通りの意味は、コードを必要としないと言う意味です。
たとえば電話機にはコードがついていますが、コードレスの電話機の場合はいかなるコードも出ていません。
では、どのように電源を得ることができるのでしょうか。
ほとんどの場合は、充電によって得ています。
電化製品を動かすために必要な電力を内部の電池に蓄電することで、使用可能になります。
例えば男性なら、電気シェーバーを挙げればわかりやすいのではないでしょうか?
電気シェーバーは、かなり昔から充電式を採用していました。
一度満タンまで充電すれば、かなり長い時間稼働できます。
掃除機でも同じことが言えますが、長いコードは掃除の邪魔になることがあります。
かといってコードを抜くと使うことができませんので、一方の手でコードを持ちながら使用せざるを得ません。
一方でコードレスの掃除機は、事前に充電さえしていれば動いてくれます。
一層効率的に、楽に掃除を行うことが可能です。
最初は一階を掃除して、そのまま二階に行って掃除を続けることもできてしまいます。
その際いちいちコンセントを差し替える手間が省けるので、掃除機タイムが苦痛になることはありません。
コードレス最大のメリットは、コードが作業の邪魔をすることがなく電子機器が使いやすくなるところ。
作業を妨げる事がなく、足を引っかけたりする恐れも無く安全です。
一方でコードレスのマイナス面を挙げると、充電をしないとそもそも動かない点です。
当然ながら、電化製品は電気なしには全く動きません。
また、充電には一定の時間がかかります。
充電を忘れがちな人・面倒くさがりな人にとっては、便利さよりも不便さが勝ってしまうかもしれません。
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