コンビニ人間のネタバレ・あらすじと感想!文庫本の発売日はいつ

コンビニ人間のネタバレ・あらすじと感想!文庫本の発売日はいつ

コンビニ人間のネタバレ・あらすじと感想!文庫本の発売日はいつ

 

2016年上半期の芥川賞(第155回)として、村田沙耶香さんが執筆した小説「コンビニ人間」が選ばれました。

 

 

すでに単行本が各書店やネットショップで販売され、興味を持った方が次々と購入されています。

 

その報告や読んだ反応を、SNSでも見ることができました。

 

 

タイトルだけ聞いても、中身に関する想像が広がりそうなのですが…

 

実際は、どのようなストーリーとなっているのでしょう?

 

 

この作品が受賞後、2016年7月27日に単行本として発売されたばかり。

 

この本を読んだ方から、早速読書感想文をいただきました。

 

 

あらすじも書かれていますので、もしこれから小説「コンビニ人間」を購入して読もうと考えている場合は、気をつけてお読みになってください。

 

 

また、文庫本の発売日はいつになるのでしょうか?

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村田沙耶香の小説「コンビニ人間」のあらすじをご紹介!ネタバレにはご注意

 

当記事には、第155回芥川賞を受賞した村田沙耶香さんの小説「コンビニ人間」の感想・あらすじと読書感想文が載せられています。

 

これから読む楽しみをネタバレによって奪われたくない方は、読まずにおくことを推奨します。

 

 

村田沙耶香さんの「コンビニ人間」のあらすじは次の通りです。

 

 

古倉恵子(36歳)は大学入学後18歳からコンビニエンスストアでバイトを始め、大学卒業後も就職も結婚もせず、同じコンビニで働き続けました。

 

 

恵子は子どもの頃から、親や友人に普通ではないと思われてきました。

 

公園で鳥のし骸を見つけ、恵子は母親にし骸を見せ、「お父さんは焼き鳥が好きだから、今夜はこれを焼いて食べよう」と提案し、母を震撼させます。

 

 

なぜ自分の行動が不可解なのか、恵子には分かりません。

 

 

また小学校で男子生徒がけんかを始めた時には、「止めて」という声に恵子は用具入れからスコップを取り出し、片方の男子の頭をスコップで殴るのです。

 

ケンカを止めることに成功しますが、教諭から呼ばれた母は事の子細を知り、恵子を嘆きます。

 

 

自分の考えは普通ではないらしいと思わざるを得なかった恵子は、その後学校では口をきかず、家庭でも大人しくして同級生や親・妹などと平穏な関係を保つことに腐心します。

 

 

そんな恵子が活路を見出したのは、大学1年の時にふと見つけた新規開店のコンビニ「スマイルマート」でのアルバイト。

 

 

用意されたマニュアル通りに声を出し、レジを打ち、商品を管理すれば良い仕事でした。

 

これで自分は社会の部品・歯車として普通になれると、恵子は自らの「誕生」を喜びました。

 

 

勤め始めて18年、かつての同級生や家族らは、なぜ就職・結婚しないのかと恵子を問い詰めます。

 

 

ある日、店に「白羽さん」という名の極細身の新人男性が入ります。

 

白羽さんは婚活目的でコンビニに入り、女性バイトに声をかけ、女性客にはストーカー行為をして店を解雇されます。

 

 

その後、街で女性を待ち伏せしている白羽さんを見つけた恵子はファミレスで説諭し、夜が遅くなり明日の勤務のため睡眠が必要なため、白羽さんを自分のアパートに泊める羽目になります。

 

 

そのことが昔の同級生に知れた恵子は、皆が喜び自分を「普通」認定してくれることから、このまま白羽さんと同棲するのも悪くないと考えるようになります。

 

妹や母も喜びました。

 

 

コンビニ店長や店員らは白羽さんと「同棲」した恵子をからかいます。

 

しかし白羽さんは借金を抱えており、義理の妹が催促にやってきます。

 

 

恵子は行きがかりからコンビニ店を辞めることになり、新しい就職先を探す事態に陥ります。

 

 

就職面接の日にふと立ち寄ったコンビニで、恵子は店内が乱れているのが気になり、思わず店員を指導します。

 

整然と整えられた店内を見て、恵子は自分が「コンビニのために存在している」と自覚します。

 

 

そして面接に付き添う白羽さんに離別を告げ、店のガラスに映る自分を「意味のある生き物」と実感するのでした。

 

 

村田沙耶香の小説「コンビニ人間」の読書感想文

 

文學界の6月号に掲載された村田沙耶香さんの小説「コンビニ人間」は、物語の斬新さや現代性が反響を呼び、その後、芥川賞を受賞しました。

 

 

世の中と折り合いのつかない女性が、少女から大人へさらにその先へと進む中で、奇妙ながら読者が共感をおぼえる「成長物語」になっている、というのが感想です。

 

 

主人公の古倉恵子は、大学入学後、18歳でコンビニ「スマイルマート」日色町駅前店でアルバイトを始め、同店で18年も働き続けている大ベテランの店員です。

 

 

自らを「コンビニ店員」ではなく「コンビニ人間」だというのは、コンビニで働くまで社会や生活になじめず、コンビニでマニュアル通りに働くことで、ようやく自分を社会の「部品」として落ち着かせることができたことに由来します。

 

 

本作を読んでいて最初に遭遇する奇妙なエピソードの一つは、幼い恵子が公園で小鳥の死骸を見つけて、父親の好物が焼き鳥であるため、今日はこれを焼いて食べよう、と家族に提案するくだりです。

 

 

このくだりは読んでゾッとしましたが、この逸話が、後で生きてきます。

 

 

コンビニで社会の「部品」として安息を得た恵子でしたが、社会はそれを良しとしません。

 

コンビニで18年間も働き続け、結婚もしない、子どもを作ろうとも考えない稽古を周囲はなじります。

 

 

自分にもそんなモラトリアム経験があるため、こうして親や周囲から詰問される鬱陶しさが、とてもよく描かれています。

 

 

そんな時、恵子が勤めるコンビニに、新しい店員として男性バイトの白羽が現れます。

 

白羽は婚活目的でコンビニに勤めるようなダメ男の典型例のような存在ですが、「そんな生き方をしていて恥ずかしくないのか?」などと恵子を責めます。

 

 

恵子はこの白羽との出会いにより、「普通」のコンビニ人間として生活が揺らぎ、やがてはそんな白羽と同棲生活を送るようになります。

 

 

これ以上書くとネタバレになってしまいますが、「コンビニ人間」は、「鳥」や「白羽」といった言葉を小道具に、恵子の「飛翔」を感じさせる傑作に仕上がっています。

 

 

これが読後の感想ですが、読む人によって、気になるキーワードが違ってくると思います。

 

ぜひご自分のキーワードを探してみてください。

 

 

以上、村田沙耶香さんが書かれた小説「コンビニ人間」の読書感想文とあらすじをご紹介しました。

 

村田沙耶香の小説「コンビニ人間」文庫本の発売日はいつなのか?

 

村田沙耶香さんの小説「コンビニ人間」の売れ行きが良く、早速単行本の重版が決定した模様。

 

 

人気作であれば、当然文庫化も期待できるわけですが…

 

文庫本の発売日は、いつになる予定なのでしょうか?

 

 

今のところ正式な発表はされていませんし、単行本が発売されたばかりな状況で文庫本が発売されるわけもないのですが…

 

 

では、いつ文庫化されるのでしょうか?

 

最近刊行された文春文庫の発売日と、同じ作品の単行本の発売日を見比べることで…

 

何か傾向が見えてくるかも知れません。

 

・風野 真知雄「歌川国芳猫づくし」 単行本:2014年3月25日 文庫本:2016年8月4日(約2年4ヶ月後)

 

・朝倉かすみ 「てらさふ」 単行本:2014年2月13日 文庫本:2016年8月4日(約2年6ヶ月年後)

 

・伊坂幸太郎「死神の浮力」 単行本:2013年7月30日 文庫本:2016年7月8日(約3年後)

 

・西川美和「永い言い訳」 単行本:2015年2月25日 文庫本:2016年8月4日(約1年5ヶ月後)

 

以上、計4作品を調べてみましたが…

 

単行本が発売後、2年〜3年ほどで文庫化される傾向にあるようです。

 

 

西川美和さんの「永い言い訳」の文庫化が早めですが、これは2016年内に実写映画化される影響であることが予想できます。

 

 

単行本の契約期間が過ぎてから、一般的には文庫化されるまでに2〜3年かかると言われています。

 

 

この流れ通りとなった場合、村田沙耶香さんの小説「コンビニ人間」が文庫化されるのは、2018年〜2019年と考えるのが自然でしょう。

 

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