下町ロケット帝国重工のモデル企業は三菱重工?ロケ地はフジキン・クボタ
ドラマ「下町ロケット」には、佃製作所のが持つ特許を欲しがる「帝国重工」という架空の大企業が登場しています。
この帝国重工にはモデル企業が存在し、それは三菱重工だろう…という意見があるようなのですが。
これって本当なのでしょうか?
さらに作中には、佃製作所や宇宙科学開発機構、ナカシマ(マネシマ)工業、白水銀行という会社や機関も登場しますが…
これらのモデルってどこの会社なのでしょうか?
また…
ドラマ「下町ロケット」のロケ地として、クボタやフジキンの工場が使用されたという話もあります。
これって本当なのでしょうか?
調べてみることにしました。
※2015.10.20に追記しました。
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帝国重工のモデル企業は?
ドラマ「下町ロケット」に登場する「帝国重工」のモデル企業ってどこなのでしょうか?
「下町ロケット」の作者・池井戸潤先生は、帝国重工のモデルに関しては一切触れていませんので、あくまでも予想に過ぎないのですが…
条件に一番近い実在の企業が、三菱重工だという意見をよく見かけます。
では、三菱重工と帝国重工にはどんな共通点があるのでしょうか?
三菱重工には「航空宇宙事業本部」という部門が存在し、ロケットの開発を手がけている点がドラマ「下町ロケット」の帝国重工に似ている、と指摘されているようです。
・N-Iロケット
・N-IIロケット
・H-Iロケット
・H-IIロケット
・H-IIAロケット
・H-IIBロケット
また、ロケットだけではなく国際宇宙ステーション「きぼう」や宇宙ステーション補給機「HTV」の開発にも加わっています。
宇宙科学開発機構のモデルは?
宇宙科学開発機構のモデルは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)だと思われます。
JAXAは、内閣府・総務省・文部科学省・経済産業省が管理している国立研究開発法人です。
こちらのモデルについても、池井戸潤先生自身の言及はありませんが…
日本の中で唯一無二の機関ですから、これに関しては特に否定する理由もないでしょう。
白水銀行のモデル企業は?
ドラマ「下町ロケット」では、佃製作所への融資を渋っていたメインバンク「白水銀行」。
この銀行のモデルは、作者の池井戸潤先生が以前勤務していたというつながりから「三菱銀行」だという意見が多いですね。
ちなみに…
池井戸潤先生原作の超人気ドラマ「半沢直樹」の舞台になった銀行の名前は、「東京中央銀行」でした。
佃製作所のモデルは?
佃製作所のモデルとなった会社ってどこなのでしょうか?
これについては、「下町ロケット」の作者・池井戸潤先生が記者会見場で自らこう言っていたそうです。
「モデル企業は存在しない」
そんなわけで…
残念ながら佃航平が経営する佃製作所には、これといって決まったモデル企業は存在しないようですね。
特定の会社ということではなく、日本中に点在している多くの中小企業からヒントを得たのかもしれませんね。
2015.10.20追記
佃製作所のモデル企業に関しては、こちらの記事を追加しました。
ドラマ「下町ロケット」のロケ地はクボタにフジキン?
ドラマ「下町ロケット」のロケ地として、クボタやフジキンの工場が使われている…という情報が目に入ったのですが…
これは本当なのでしょうか?
調べてみると…本当のことだとわかりました!
ドラマ「下町ロケット」には、多くのロケ地が使用されていました。
現在の時点で判明しているだけでも、これだけの場所をロケ地として使われているんです。
ドラマ作りって、大変ですね…
・東京ポートボール
・築地
・ホテルイースト21
・日本橋三井ビル
・豚番長
・江戸川土手
・油脂工業会館
・フジキン
・桂川精螺製作所
・大林組技術研究所
・日本工業倶楽部
・渋谷
・大垣共立銀行
・クボタ筑波工場
・東京女子大学
・ガリバーインターナショナル
・霞が関サイン
・核融合科学研究所
・アドウェイズ
・芝浦食肉
・国立科学博物館
・四国屋
・蒲田サンライズ
以上、これだけのロケ地がドラマ「下町ロケット」で採用されていることがわかりました。
今のところ、ドラマ撮影は継続中ですので…
今後、新たなロケ地が加わる可能性があります。
まとめ
・ドラマ「下町ロケット」に登場する帝国重工のモデル企業は、三菱重工である可能性が高い。
・宇宙科学開発機構のモデルは、おそらく宇宙航空研究開発機構(JAXA)だろう。
・白水銀行のモデル企業は、「下町ロケット」の作者である池井戸潤先生が勤務経験のある「三菱銀行」と言われている。
・佃製作所については、作者の池井戸潤先生が自ら「モデルは存在しない」と言及していた。
・ドラマ「下町ロケット」のロケ地は、クボタやフジキンなどの会社や場所が数多く採用されている。
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