ゴールドエクスペリエンスの能力「攻撃を反射」「感覚が暴走」はどこ行った?

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ゴールドエクスペリエンスの能力「攻撃を反射」「感覚が暴走」はどこ行った?



ジョジョの奇妙な冒険・5部の主人公が、ジョルノ・ジョバァーナ。

そして彼が扱うスタンド能力が、ゴールドエクスペリエンスです。


この能力で真っ先に思いつくのが、「生命を生み出す」「人体の一部を生み出し、体の傷ついた箇所に埋める」といったもの。


中盤からは、ほとんどこれらの能力のみ使っていたのですが…

序盤では、他にも便利な能力があった気がするのです。


結局あれって、どうして消えてしまったのでしょうか?

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ゴールドエクスペリエンスの消えた能力?「敵の攻撃を反射」


序盤に出てきた敵、涙目のルカ。

彼自身は、スタンド能力を持っていなかったと思われます。


彼との戦いの中で発動した、ゴールドエクスペリエンスの幻の能力がありました。

それは、「相手が攻撃したパワーを反射する」能力。


ジョルノ・ジョバァーナ(の生み出した蛙)を、スコップで攻撃した涙目のルカでしたが…

同じ大きさのパワーを反射され、再起不能に。


他に使っていた場面は、広瀬康一戦。


生み出した植物に乗ったジョルノを地面に落とすために、広瀬康一のエコーズACT3が攻撃。

しかし能力が反射され、自分が重くされていました。


この能力は、ジョルノがギャング組織・パッショーネに入団して以降見かけません。

ゴールドエクスペリエンスの消えた能力?「相手の感覚が暴走」


まだ学生に過ぎなかったジョルノ・ジョバァーナが、ギャングのブチャラティに攻撃されます。

そんな中、ゴールドエクスペリエンスで反撃。


彼のスタンドの拳で殴った時に発動されたのが、「相手の感覚を暴走させる」という能力。

その結果、食らった側には「ゆっくりと鋭い痛みがやってくる」という、地獄のような責め苦が。


なぜこんな事が起こるのか?というと…

生きている人間に、過剰に生命エネルギーを与えてしまうため。


普通の人間なら、気がおかしくなったり意識を失ったりするでしょうが…


そこは影の主役、ブチャラティ。

痛みに耐え続け、逃走を図ります。


しかしブチャラティ戦後、この演出は鳴りを潜めています。


実際は、相手に能力が発動しているのでしょうか?

それとも…

能力自体が、無かったことにされてしまっているのでしょうか?


ジョルノは主人公にもかかわらず、敵を殴っているシーンがかなり少ないです。

かつて主役を張っていた承太郎や仗助は、オラオラやドラララのラッシュでとどめ…という流れが定番だったのですが。


相手をパンチした数少ないシーンと言えば、これくらいでしょうか?

レクイエム化した時は別の能力が発動していますので、ディアボロ戦は省きます。

・ポルポのブラックサバス戦

・ブチャラティ戦

・メローネのベイビィフェイス戦

・ギアッチョ戦で、無駄無駄のラッシュ

・チョコラータ戦で、無駄無駄のラッシュ

ゴールドエクスペリエンスで殴ったブラックサバスも、感覚が暴走していたようですが…

「遠隔自動操縦型」のスタンドを攻撃しても、本体にはほぼダメージがありません。


ベイビィフェイスも、同じく遠隔自動操縦型。

ゴールドエクスペリエンスの拳を、掌で受け止めていましたが…


ガードが成功したからなのか?

この時は、能力を発動していなかったからなのか?

感覚が暴走していた様子はありませんでした。


ギアッチョに対しては、無駄無駄のラッシュでフィニッシュしていましたが…

致命傷になったのは、あくまでも鉄柱から突き出て尖った部分。


ホワイト・アルバムのスーツで完全防御されていたので、直接蹴った部分にダメージがあったとは思えません。


このように…

パッショーネ入団後は、敵の感覚を暴走させる機会すら無かったようにも受け取れます。


唯一「この時、感覚暴走の能力を発動していたかも…」と予想できるのが、チョコラータ戦。

チョコラータの肌に、無駄無駄のラッシュが直接決まっていました。


さつ人カビの能力でローマ市民を巻き添えにした、チョコラータ。


彼を単に殴るだけでなく…

敢えて感覚を暴走させて、わざと苦しみを与えていた可能性はありますよね。


原作漫画でいえば、7ページ分。

ゴールドエクスペリエンスの能力「反射」「感覚暴走」が消えた理由は?


ゴールドエクスペリエンスが持つ幻の能力「反射」や「感覚暴走」って、どうして消えたのでしょうか?


現時点で、これに関する公式の答えはありません。

なので、読者たちが勝手に考察するしかない…というのが現状です。


やっぱり…

このままこれらの能力を活かしたままだと、話を作る上で都合が悪いからでしょうか。


「食らったらおしまい」的な能力って、味方キャラが持っていても強すぎますからね。

通常のパンチだけで、相手に甚大なダメージを与えてしまう。


これが通用しないタイプの相手とか本体が無傷な相手で、マッチメイクしなければならない。

作る側としては、かなり面倒な話。


強すぎる能力を持っている、扱いづらい味方キャラ。

何も、ジョルノに限った話ではありません。


同じ5部で言うなら、パープルヘイズを使うフーゴ。


インパクトのある能力を思いついて、採用してはみたものの…

あまりにも扱いづらくて、途中で脱退させることにしたのでしょう。


4部の億泰にしろ、ザ・ハンドで削り取っていれば終了していた可能性のある場面がありましたし。

ですが彼は、非情になりきれない性格。


実際に人間やスタンドを直接削ろうと試みたのは、兄の仇・レッドホットチリペッパーくらいのものでしょうか。

(初対面の仗助は、躊躇なく削ろうとしてたけど)


億泰といえば、むしろ敵スタンドの攻撃を受ける役目を負わされていた印象があります。

ジョルノ・ジョバァーナは、回復・治癒能力キャラへ転向


ベイビィフェイス戦において、「体の部品を作る能力」に目覚めたジョルノ・ジョバァーナ。


4部で生まれた概念「スタンドが成長する」によるものと思われますが…

これにより、完全に初期の能力が鳴りを潜めるのです。


以降、味方や自分が負った傷口を埋める回復・治癒役を担うことに。

(ジョルノ本人は決して「治す」能力でないと述べているが、実際ピンピンしてらっしゃる)


戦闘が激化する中で「ホッチキスで止めて傷を塞ぐ」では、さすがに無理がある。

傷を治す能力が欲しかった。


成長をきっかけに、初期にあった能力は本人にも読者にも忘れていただこう。

もしかして、そんな思惑があったりするのでしょうか?

ジョルノジョバァーナのスタンド能力が最強(ゴールドエクスペリエンスレクイエム)



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