鋼の錬金術師のアニメ版。1期と2期の違いを説明(ハガレン)

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鋼の錬金術師のアニメ版。1期と2期の違いを説明(ハガレン)



荒川弘さんが連載していた人気漫画を原作としたアニメが、「鋼の錬金術師(ハガレン)」です。


2003年から2004年まで放送されていたものを1期、2009年から2010年まで放送されていたものを2期(副題:FULLMETAL ALCHEMIST)と分けられているようですが…


これら2つは続きものではなく、全く別の作品だというのです。

原作は同じなのに、一体どういう事なのでしょうか?


この記事では、これら2作品(無印とFA)の違いについて説明していますので…

これからアニメを観る予定の方は、参考にどうぞ。

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アニメ版「鋼の錬金術師(ハガレン)」1期と2期の違いとは?


荒川弘氏の漫画「鋼の錬金術師(ハガレン)」は、錬金術を使用するファンタジーストーリーが人気となり、二回ほどテレビアニメ化もされました。


もっともアニメ版の1期と2期では、主要キャラクターや世界観は共通しているものの…

ストーリーは大きく変更され、違いが生じています。


そのおもな理由として、1期はアニメオリジナル要素の強いストーリーとなっており、2期は原作設定のストーリーとして構成されたためです。


そんな、アニメ1期と2期の違いについてさらに詳しく説明しましょう。


まず1期では、主人公たちと敵対関係となるホムンクルスの設定に大きな変更が生じており、彼らが主人公のエルリック兄弟と深く関係してきます。


また、兄弟の父親であるホーエンハイムとともにかつてその恋人だった女性の暗躍などもあります。

その二人の行動や関わりが根本となり、それがエルリック兄弟にもつながって周囲を巻き込むといった結果となっています。


また、エルリック兄弟の母であるトリシャにそっくりのホムンクルスであるスロースの登場や…

弟のアルフォンスが賢者の石そのものになるといった、独自の設定などもあります。


基本的に1期は、エルリック家の家族のつながりや愛情の表現がかなり強くピックアップされているのが特徴です。


物語の最後も、失った兄の足と腕を取り戻すために賢者の石となった弟が犠牲に。

さらに兄が、今後はそんな弟を取り戻すべく自らを犠牲にして弟を蘇らせる…といった結末となっているのです。


しかしながら、兄は消滅を免れるために次元を超えて別世界へ転送され、そこれで同じように転送された父と再会します。

再び元の世界へ戻ろうと新たな挑戦を誓い、そのままアニメは終了して劇場版へと続く形式になっています。


ちなみに劇場版では、兄は元の世界へ戻って弟と再会を果たすも…

世界の混乱を正すために世界の扉を閉ざすべく、また別次元へ戻ってしまいます。


ですが今度は弟もそれを追いかける形で別次元へ転送され、そこで兄弟二人そろって終了となっています。


一方の2期アニメの方は、完全に原作設定のストーリーです。

そのため、アニメ1期では省かれていたシン王国のキャラなども登場します。


ホムンクルスも別段エルリック兄弟と深い関係性があるなどの伏線はなく、最後は父親と和解して共闘します。


弟が兄の腕を蘇らせ、兄が弟の身体を取り戻すことに成功します。

新たな研究や目的のため、今度は二人別々に行動を開始するところで終了しています。


ちなみに原作漫画の最終回において、主人公の兄は幼馴染の少女と最後に結ばれますが…

アニメ版2期では最後は離れてしまう結末となっており、恋愛関係についても大きな違いが生じています。

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