スラムダンクの新装版とは?完全版と漫画単行本と内容に違いはあるのか
井上雄彦さんが描かれた、超人気作品の「スラムダンク」。
主人公・桜木花道がバスケットボール部に勧誘され入部し、インターハイ出場を目指すスポーツ漫画です。
漫画の連載自体は、1996年に終了。
しかし現在もなお世代を超えて支持され続け、スポーツ漫画の代表作のひとつとして数えられるようになりました。
「スラムダンク」には、普通の単行本と「完全版」なるものが存在していますが…
これら2つには、どのような違いがあるのでしょうか?
さらに2018年、「新装版」なるものが発売されました。
これって、今までの本と比べて内容が違うのでしょうか?
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人気漫画「スラムダンク」普通の単行本と完全版。これらの違いは?
週刊少年ジャンプで連載されていた、バスケットボールを主題とした漫画であるスラムダンク。
現在でも高い人気を誇っているスポーツ漫画として知られており、通常の単行本(コミック)版のほかにも細かい部分をリメイクして再編集された完全版の2種類が販売されています。
刊行された単行本は、全部で31巻です。
この巻数は、長期連載になりがちな週刊少年ジャンプの人気マンガとしては実は少なめです。
2001年には、「スラムダンク 完全版」が出版。
普通の単行本に比べて1冊ごとのページ数が多いこともあり、全部で24巻となっています。
さらに…
先に出版された普通の単行本よりも本自体が大きく、価格も高め。
単行本が1冊421円(税込み)なのに対し、完全版は1冊1008円(税込み)。
倍以上の価格となっています。
単行本と完全版の違いについては、まず基本としてストーリーの展開や結末に違いはありません。
なので内容だけを追っていくのであればどちらを購入しても構わないのですが、違いとしてはストーリーなどの内容以外の部分に及んでいます。
まず一番分かりやすいのが本の大きさであり、完全版の方がサイズが大きくなっています。
そのため細部も見やすくなっていますし迫力もあるのですが、その分紙質も上質なものを使っているので価格が高くなっているという違いもあります。
また週刊誌に連載されていた頃はカラーページもいくつかあり、単行本ではカラーページ部分は白黒になっているのですが完全版の方はそのままカラーで表示されています。
ほかにも単行本と完全版では表紙のイラストが異なっており、後者は新しく書き下ろされているのでイラストのタッチなどのデザインが異なっているという点も違いのひとつです。
そして完全版には表紙を外すとスラムダンクの落書きが掲載されており、単行本には落書きがない代わりに作者コメントやおまけのコマが掲載されています。
要するに単行本の内容に追加された内容もあれば削除された内容もあるということで、どちらがいいのかという点は購入する人によって違ってくるというわけです。
上記の内容が単行本と完全版の大きな違いとなっていて、それ以外には大きな差はないとされています。
なので安さや読みやすさを求めるならば単行本の方がおすすめですし、イラストの綺麗さを求めるのであれば完全版の方がおすすめだと言えます。
あとは読み返しやすさやコレクションとしての価値などにも違いがあるので、その点を考慮しながら選んだ方がいいです。
スラムダンクの漫画単行本。新装版との違いは?内容が同じって本当?
2018年に発売された、スラムダンクの新装版。
通常の単行本と何か違いがあるのか?
気になる方は多いと思います。
実は…
今回発売された新装版、表紙以外の内容に違いはありません。
本の大きさも、通常版と変わらぬ大きさ。
主な違いと言えば、以下の点でしょうか。
・通常版は全31巻なのに対し、新装版は全20巻。なので、1冊のボリュームが多い。
・新装版との言葉通り、表紙のイラストが新しいのものに変わっている。
・全巻購入した場合、特典(特大のポスター)をゲット可能。
新装版とは、言葉通り「飾り付けを新しくした」ということ。
つまり、決して内容を描き直したわけではないんですよね。
もっとも、こういった商売の仕方には賛否あるでしょうけど…
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