るろうに剣心の漫画は全3種類!完全版・文庫版・単行本の違いを解説!
るろうに剣心は、かつて週刊少年ジャンプで連載していた人気漫画です。
すでに完結しており、単行本は全部で28巻。
実はこれだけではなく、後に文庫版や完全版も発売していました。
これら3種類には、一体どんな違いがあるのでしょうか?
文庫版は本自体の大きさが小さくて、値段が安いことは想像できるのですが…
追加部分の内容があったりするのでしょうか?
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漫画「るろうに剣心」単行本・完全版・文庫版全3種類の違いを解説!
るろうに剣心の単行本は、漫画連載中に発刊されたもの。
完全版は、2006年に発売。
文庫版は、2012年に発売されたものです。
それぞれ違った時期に発売されましたが、他にはどんな違いがあるのでしょうか?
まず、単行本の特徴から挙げてみましょう。
単行本
・全28巻
・1冊:421円
・縦サイズ17.4センチ、横サイズ11.2センチ
・巻頭には連載当時の作者のコメントが、話の合間にはミニコーナーが掲載されている。
・最終巻に、読み切り漫画「メテオ・ストライク」が収録されている。
最もページ数が少ない分、巻数が多くなっています。
一番の欠点は、最終回後の漫画2作が掲載されていないこと。
全ての話に目を通したい場合、特に後日談が気になる方は完全版や文庫版を選ぶことになるでしょう。
次に、完全版の特徴を挙げます。
完全版
・全22巻
・1冊:1234円
・縦サイズ20.8センチ、横サイズ14.6センチ。3種類のうち、最もサイズが大きい。
・表紙のイラストが描き下ろしされている。
・表紙のカバーを取ると、表紙のキャラの衣装を再デザインしたスケッチが掲載されている。(剣心再筆)
・紙の質が良く、保存用・コレクター目的として最適。
・雑誌掲載時にカラーだったページが、完全版のみ全てカラーで再現されている。
・初版に限り、特典が付属。(「るろうに短信」「時事随想拾遺」「設定秘話拾遺」)
・最終巻に、後日談「春に桜」と「弥彦の逆刃刀」が収録されている。
完全版との名前通り、3種類の中で一番豪華な仕様となっています。
最もサイズが大きく、ページ数が多め。
カラーページもあり紙質も良いからか、3種類の中で値段が一番高いです。
最後に、文庫版の特徴です。
文庫版
・全14巻
・1冊:741円
・縦サイズ15.2センチ、横サイズ10.4センチ。文庫なので、最もサイズが小さい。
・表紙のイラストが、完全版とは別のイラストで新しく描き下ろし。カラーではなく白黒。
・単行本に比べ、紙の質が良い。
・14巻に「春に桜」と「弥彦の逆刃刀」が収録。
文庫版のページ数は、単純に単行本の2倍のボリュームとなっています。
本のサイズが小さく、使用している紙の量が少ないためか…
値段は倍ではなく、ややお得となっています。
本編の内容は、全て同じです。
加筆されたり絵が変わっているような箇所はありません。
漫画「るろうに剣心」全3種類の特徴を、全て挙げてきましたが…
これらを踏まえた上で、もし買うならどれを選べばいいのか?
漫画を買う上で一番気になるのは、やっぱり値段ですよね。
全巻揃える前提で、それぞれの購入価格を調べてみることにしました。
・単行本(全28巻):11788円
・完全版(全22巻):27148円
・文庫版(全14巻):10372円
(※楽天市場調べ)
実は単行本と文庫版の価格に、それほど違いが無いことがわかります。
キャラクターの絵をしっかり見たい場合は、小さい文庫版よりも単行本を選んでもいいでしょう。
完全版は値段が圧倒的に高く、2倍以上。
コアなファン向けのコレクターズアイテムと言えます。
お金に余裕があれば、購入を考えて良いと思います。
他、これら3種類のうち選ぶのに迷うケースは…
以下の通りでしょうか?
持ち運びしやすさ
文庫版は、外出先で読むには最も適しています。
ですがページの多さから1冊でも厚めなので、意外と重いです。
多少大きさが気にならなければ、単行本を選ぶというのもありです。
読み切りを含め、全ての作品が読みたい
単行本にも、るろうに剣心の読み切り作品「るろうに」2作「戦国の三日月」が収録されています。
一方、連載終了後に雑誌掲載された「弥彦の逆刃刀」「春に桜」は掲載されていません。
発売時期の関係で、こればかりは仕方ないのですが…
といったわけで…
後日談が描かれた上記2作も読みたい場合は、文庫版か完全版を選ぶと良いでしょう。
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