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ファンタスティックビーストの最後。ジェイコブの記憶はあるか(ファンタビ)
映画「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅(ファンタビ)」の主要メンバーのうち、唯一のノー・マジ(魔法を使えない人間)であるジェイコブ・コワルスキー。
最後は、主人公であるニュート・スキャマンダーの助力により、念願のパン屋を開くことができました。
彼は他のノー・マジと同様に、魔法使いが関わった全ての出来事を忘れてしまっているはず。
もちろん、恋に落ちたクイニー・ゴールドスタインのことも。
しかしラストシーンでは、不思議なことが起きていました。
覚えていないはずのクイニーの顔を見たジェイコブが、笑顔になるのです。
一体どういうことなのか?
その理由を考察してみることにしました。
ラストのネタバレが含まれていますので、映画を最後まで観てから読んでください。
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映画「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅(ファンタビ)」のラスト前でニューヨーク中に降った雨は、ノー・マジが魔法使いに関する記憶を全て消す効果があるもの。
グレイブズ(ゲラート・グリンデルバルドの変装)との決戦を終えた、スキャマンダーたち。
しかし、ピッカリー議長から「オブリビエイトされる者に、例外は無し」との忠告を受けます。
ジェイコブは、自分も雨を浴びるために地下鉄から外に出ようとします。
別れを惜しむ、ジェイコブとクイニー。
クイニーは杖を取り出し魔法で傘をさしながら、お互い口づけを交わします。
後日。
缶詰工場から出てきたジェイコブに、スキャマンダーが偶然を装ってぶつかります。
そして、オカミーの卵(銀製)がたくさん入ったカバンを残していきました。
それを元手に、ジェイコブはパン屋を開店することが出来たのです。
スキャマンダーやクイニーたちは、ジェイコブのことを覚えています。
逆にジェイコブは、スキャマンダーやクイニー達の記憶が消されてしまっています。
そのはずなのですが…
パン屋に来店したクイニーと顔を合わせた彼は、微笑み返していたのです。
クイニーも、満面の笑みを浮かべていました。
ですが彼女の顔を見た時のジェイコブの表情やしぐさは、覚えているのかいないのか微妙な印象も受けました。
笑顔になるまで、かなりの間がありましたし。
これって、どっちなのでしょうか…?
やはり、記憶は消されていたのか?
それとも、こっそり消されないまま再会を果たしたのか?
本当はどうだったのか?
いくつか考察してみました。
まず1つ目は、いきなり夢のない予想ですが…
「記憶は消されたまま。クイニーを目にしても、思い出せなかった」でしょうか。
ジェイコブの反応を観察すると、まるで初対面の人を見たような反応にも受け取れます。
知り合いではない美女にじっと見つめられ、照れたような気まずいような。
笑みを浮かべるまで、かなり時間がかかっている。
あまりにも自分を見つめる相手に、「もしや、どこかで会ったことがある人?」と記憶を辿るものの…
何も出てこないので、とりあえず愛想笑いで誤魔化した?
ただ、ジェイコブからは全ての記憶が無くなってしまったわけではないようです。
考案したパンやお菓子のデザインからは、自分がかつて見た魔法動物の事を微かに覚えているようにも受け取れます。
そこから、2つ目の「記憶は消されたままだったが、奇跡的に思い出した」という説を思いつきました。
当然ですが、クイニーはジェイコブのことをしっかり覚えています。
二人は打ち解けるのが早かったので、これから一からやり直したとしても新しい思い出を作れるでしょう。
ジェイコブの目の前で魔法を使わなければ、問題なく一緒にいられるわけで。
とはいえ…
日常でボロを出してしまわないか、若干不安も感じますが。
クイニーは相手の心を読む癖があるようですし、料理する時にも魔法を使っていたので。
「実は、ジェイコブの記憶は消されていなかった」
大胆な仮説ですが、検証してみましょう。
ジェイコブ自身は、雨を浴び続けていました。
スキャマンダーたちがいなくなった後も、長い時間。
なので普通に考えれば、魔法使いに関する記憶は一切無いはず。
しかし実は…
クイニーが口づけをする際、何らかの防御呪文(プロテゴ「護れ」など?)をジェイコブにかけていた。
なので、一見他の人間と同じく雨を浴びても、記憶が消されていなかった。
…と、予想することも出来ます。
しかし、この予想には問題が。
クイニーの持っている杖は、キスしている間にも傘の魔法を出し続けていました。
ここで、「2つ以上の魔法を同時に使えるのか?」という疑問が生じます。
今作では、最後の戦いにおいて…
グリンデルバルドが防御呪文に守られながら、同時にマクーザたちを攻撃していたシーンがありました。
こういった例から、ヴォルデモートやダンブルドアクラスの魔法使いであれば、可能なのかもしれません。
誰でも出来てしまう芸当なのか?というと…
この説は、ちょっと無理があるような気がします。
サンダーバードが天候を操り、降らせた雨。
これを利用し、記憶を消す効果のある薬を散布していました。
このあたり、色々とツッコミどころがありそうなのですが…
とにかく薬が雨に混じり、ニューヨーク中の人々が浴びたということなのでしょうか。
もしこの薬が、スウーピング・イーヴル(空飛ぶ悪魔)から作られたものだとしたら…
消えたのは、嫌な思い出のみである可能性が高いです。
一方、今作で何度も耳にする魔法「オブリビエイト(忘れよ)」は、かけた相手の記憶を消す効果があります。
消す記憶の範囲は任意のようで…
主にノーマジ(マグル)にかけて、魔法や魔法使いに関する記憶を全て消すことが多いようです。
一人ひとりにかけるのが面倒な代わりに、消す記憶を指定できるオブリビエイト。
嫌な記憶だけを消す、スウーピング・イーヴルの毒から作られた薬。
それぞれの効果は、同じようで同じではないのです。
ニューヨークの人々にとって今回の一件は、建物が破壊され死者も出た。
恐ろしい嫌な思い出なため、薬の効果は発揮されたと思われます。
一方ジェイコブにとっては、嫌な思い出どころか素敵な思い出だったでしょう。
ニュートや魔法生物たちとの出会い、クイニーとの恋愛。
なので、元々記憶は消されていなかった?
そう考えられなくもありません。
魔法と薬が発揮する、効果の違い。
これを利用して私達に仕掛けた、脚本上のトリックなのかもしれません。
以上、最後はパン屋になったジェイコブの記憶に関する3つの仮説を挙げました。
はじめから、どのようにも解釈できるように作られていますよね。
観た人次第といった感じで。
どれが正しいというわけではなく、はっきりとした答えも示されないと思われます。
続編「黒い魔法使いの誕生」の予告では、パン屋のジェイコブが再登場することが確認できました。
ここまで長々と考察しましたが、あっさりと疑問が解決してしまった模様。
ただ…
ノーマジが魔法に関する記憶を覚えていても、大丈夫なのでしょうか?
「やった!」とか言ってるけど…
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ファンタスティックビーストと魔法使いの旅(ファンタビ)のラストシーンでパン屋の記憶はある?理由を考察してみた
映画「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅(ファンタビ)」のラスト前でニューヨーク中に降った雨は、ノー・マジが魔法使いに関する記憶を全て消す効果があるもの。
グレイブズ(ゲラート・グリンデルバルドの変装)との決戦を終えた、スキャマンダーたち。
しかし、ピッカリー議長から「オブリビエイトされる者に、例外は無し」との忠告を受けます。
ジェイコブは、自分も雨を浴びるために地下鉄から外に出ようとします。
別れを惜しむ、ジェイコブとクイニー。
クイニーは杖を取り出し魔法で傘をさしながら、お互い口づけを交わします。
後日。
缶詰工場から出てきたジェイコブに、スキャマンダーが偶然を装ってぶつかります。
そして、オカミーの卵(銀製)がたくさん入ったカバンを残していきました。
それを元手に、ジェイコブはパン屋を開店することが出来たのです。
スキャマンダーやクイニーたちは、ジェイコブのことを覚えています。
逆にジェイコブは、スキャマンダーやクイニー達の記憶が消されてしまっています。
そのはずなのですが…
パン屋に来店したクイニーと顔を合わせた彼は、微笑み返していたのです。
クイニーも、満面の笑みを浮かべていました。
ですが彼女の顔を見た時のジェイコブの表情やしぐさは、覚えているのかいないのか微妙な印象も受けました。
笑顔になるまで、かなりの間がありましたし。
これって、どっちなのでしょうか…?
やはり、記憶は消されていたのか?
それとも、こっそり消されないまま再会を果たしたのか?
本当はどうだったのか?
いくつか考察してみました。
・記憶は消されたままで、クイニーにしたのは客に対する愛想笑いに過ぎなかった
・記憶は消されたが、奇跡的に思い出した
・ジェイコブの記憶は、消されていなかった
・記憶は消されたが、奇跡的に思い出した
・ジェイコブの記憶は、消されていなかった
ジェイコブの記憶は消され、クイニーと再会しても思い出せなかった
まず1つ目は、いきなり夢のない予想ですが…
「記憶は消されたまま。クイニーを目にしても、思い出せなかった」でしょうか。
ジェイコブの反応を観察すると、まるで初対面の人を見たような反応にも受け取れます。
知り合いではない美女にじっと見つめられ、照れたような気まずいような。
笑みを浮かべるまで、かなり時間がかかっている。
あまりにも自分を見つめる相手に、「もしや、どこかで会ったことがある人?」と記憶を辿るものの…
何も出てこないので、とりあえず愛想笑いで誤魔化した?
ただ、ジェイコブからは全ての記憶が無くなってしまったわけではないようです。
考案したパンやお菓子のデザインからは、自分がかつて見た魔法動物の事を微かに覚えているようにも受け取れます。
そこから、2つ目の「記憶は消されたままだったが、奇跡的に思い出した」という説を思いつきました。
ジェイコブの記憶は消されていたが、クイニーと会った時に思い出した
当然ですが、クイニーはジェイコブのことをしっかり覚えています。
二人は打ち解けるのが早かったので、これから一からやり直したとしても新しい思い出を作れるでしょう。
ジェイコブの目の前で魔法を使わなければ、問題なく一緒にいられるわけで。
とはいえ…
日常でボロを出してしまわないか、若干不安も感じますが。
クイニーは相手の心を読む癖があるようですし、料理する時にも魔法を使っていたので。
ジェイコブの記憶は、消されていない?
「実は、ジェイコブの記憶は消されていなかった」
大胆な仮説ですが、検証してみましょう。
クイニーがジェイコブに防御呪文をかけていた?
ジェイコブ自身は、雨を浴び続けていました。
スキャマンダーたちがいなくなった後も、長い時間。
なので普通に考えれば、魔法使いに関する記憶は一切無いはず。
しかし実は…
クイニーが口づけをする際、何らかの防御呪文(プロテゴ「護れ」など?)をジェイコブにかけていた。
なので、一見他の人間と同じく雨を浴びても、記憶が消されていなかった。
…と、予想することも出来ます。
しかし、この予想には問題が。
クイニーの持っている杖は、キスしている間にも傘の魔法を出し続けていました。
ここで、「2つ以上の魔法を同時に使えるのか?」という疑問が生じます。
今作では、最後の戦いにおいて…
グリンデルバルドが防御呪文に守られながら、同時にマクーザたちを攻撃していたシーンがありました。
こういった例から、ヴォルデモートやダンブルドアクラスの魔法使いであれば、可能なのかもしれません。
誰でも出来てしまう芸当なのか?というと…
この説は、ちょっと無理があるような気がします。
消えたのは嫌な思い出だけ。なので、ジェイコブの記憶は消えていない?
サンダーバードが天候を操り、降らせた雨。
これを利用し、記憶を消す効果のある薬を散布していました。
このあたり、色々とツッコミどころがありそうなのですが…
とにかく薬が雨に混じり、ニューヨーク中の人々が浴びたということなのでしょうか。
もしこの薬が、スウーピング・イーヴル(空飛ぶ悪魔)から作られたものだとしたら…
消えたのは、嫌な思い出のみである可能性が高いです。
一方、今作で何度も耳にする魔法「オブリビエイト(忘れよ)」は、かけた相手の記憶を消す効果があります。
消す記憶の範囲は任意のようで…
主にノーマジ(マグル)にかけて、魔法や魔法使いに関する記憶を全て消すことが多いようです。
一人ひとりにかけるのが面倒な代わりに、消す記憶を指定できるオブリビエイト。
嫌な記憶だけを消す、スウーピング・イーヴルの毒から作られた薬。
それぞれの効果は、同じようで同じではないのです。
ニューヨークの人々にとって今回の一件は、建物が破壊され死者も出た。
恐ろしい嫌な思い出なため、薬の効果は発揮されたと思われます。
一方ジェイコブにとっては、嫌な思い出どころか素敵な思い出だったでしょう。
ニュートや魔法生物たちとの出会い、クイニーとの恋愛。
なので、元々記憶は消されていなかった?
そう考えられなくもありません。
魔法と薬が発揮する、効果の違い。
これを利用して私達に仕掛けた、脚本上のトリックなのかもしれません。
以上、最後はパン屋になったジェイコブの記憶に関する3つの仮説を挙げました。
はじめから、どのようにも解釈できるように作られていますよね。
観た人次第といった感じで。
どれが正しいというわけではなく、はっきりとした答えも示されないと思われます。
2018.11.11追記
続編「黒い魔法使いの誕生」の予告では、パン屋のジェイコブが再登場することが確認できました。
ここまで長々と考察しましたが、あっさりと疑問が解決してしまった模様。
ただ…
ノーマジが魔法に関する記憶を覚えていても、大丈夫なのでしょうか?
「やった!」とか言ってるけど…
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