MI2、トムクルーズのロッククライミングは本物か

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MI2、トムクルーズのロッククライミングは本物か



アクション映画で有名なジョン・ウーを呼んで大ヒットしたトムクルーズの映画が、MI2(ミッションインポッシブル2)です。


あまりにもアクションシーンを重視してしまったせいかスパイである必要がなくなったせいか、「スパイ大作戦」が好きな人や一部の映画好きからは駄作だなんて烙印を押されてしまったようですけど…


MI2(ミッションインポッシブル2)での激しいアクションシーンにはスタントマンをほとんど使わず、トムクルーズ自ら望んだことで話題にもなりました。

「オープニングで流れる断崖絶壁でのロッククライミングシーンも、CGを使わず現地でトムクルーズが自分で登っている」という情報があるのですが…


これって本当なのでしょうか?

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MI2(ミッションインポッシブル2)でのロッククライミングはガチだった?


MI2(ミッションインポッシブル2)ではアクションシーンを多めにしたことで世界中で多くの観客を呼び、大ヒット。

しかし一方で、従来のスパイ映画を望んでいた人からは酷評されてしまう…といった感じで評価がかなり別れてしまう映画でした。

とはいえアクション部分はかなり危険な行為が多く、理屈なしにハラハラ・ドキドキしながら観ることができるのは確かです。


MI2(ミッションインポッシブル2)の危険なアクションシーンをトムクルーズ本人が行っていた…という話があるのですが、これって本当なのでしょうか?


そして、極めつけが「オープニングで流れている、イーサンが断崖絶壁をロッククライミングしているシーン」…

なんとこれも、トムクルーズ自身がスタントマンを使わず現地で行っていたのです!


トムクルーズがスタントを使わずにロッククライミングをしていることは、MI2(ミッションインポッシブル2)が公開される直前の宣伝文句としてかなりアピールされていたことを覚えています。


日本の情報番組や映画紹介番組でも、これでもか!というほど情報が流されていたので。

実際、それで興味を持って映画館へ足を運んだ人もいたでしょう。

私もその一人でしたが…


MI2(ミッションインポッシブル2)のDVDなどに収録されているメイキング映像やインタビュー映像では、トムクルーズ自身の危険なアクションについて触れられています。



トムクルーズ自身がロッククライミングの場面を自分でやりたいと提案し、1ヶ月訓練をしたのちに撮影に望んだのだそうです。


もちろん…トムクルーズが断崖絶壁でロッククライミングする際には、身の安全を考えて命綱をつけていました。

映画の中では命綱は見えず、ワイヤーアクションのワイヤーのように画像処理で消されていたようです。


安全策として命綱をつけている状態でも、その命綱につかまったりせず自力で岩を登ることを「フリークライミング」と呼ぶのだそうです。

自然に存在している岩の出っ張りや岩と岩の間に手をかけて、自力で登るのだとか。凄すぎます。


自分を吊っているロープを掴んでしまった場合や自分で持ち込んだ人工物(ボルトなど)を持ったり足をかけて登ってしまうと、フリークライミングとは言えないのだとか。


たとえ安全策を用意していたとしても、絶対なんて無いですから…

命綱を吊っていた岩だって、崩れる可能性がないわけではありません。


通常は転落してしまった時のためにセーフティーネット(網)を用意するものなのですが、この時はそれも使わずに命綱だけで望んだのだとか。

トムクルーズ本人はもちろんですが、撮影に関わっているスタッフも気が気でなかったでしょうね。

ロッククライミングだけじゃない!MIシリーズにおけるトムクルーズの危険なアクションシーン


MI4(ミッションインポッシブル4:ゴースト・プロトコル)でも、ロッククライミング並に危険なシーンが。

ドバイのビル「ブルジュ・ハリファ」の側面を移動するシーンです。


はじめはスタジオで撮影してCG合成する予定だったようですが、そこでもトムクルーズが現地で撮影すると提案したのだとか。

あまりにも危険な撮影だったので、映画公開前には「CG合成じゃないの?」という噂まで立っていたのだそうですw


最新作・MI5(ミッションインポッシブル5:ローグ・ネイション)でも、軍用飛行機にロープ一本だけで張り付くという危険なアクションシーンを披露していましたよね。


MI2(ミッションインポッシブル2)において、トムクルーズが挑戦したのはロッククライミングのシーンだけではありません。

ラストで黒幕・ショーン・アンブローズを追うバイクシーンや、対決のシーンも自身で行っているそうです。


黒幕・ショーン・アンブローズがナイフを持ってイーサンに跳びかかり、ナイフの先がイーサンの眼球寸前で止まるあのシーンも…

カット割りでごまかさずに実際にやってのけたのだとか。


ナイフと眼球のアップのシーンも、CGでも模型でもなく実写…コワイコワイ!

ナイフが撮影用の本物じゃなかったら?とか、そういう問題じゃなくこわいですよね…


そこまでしなくても…と思ったりもするのですが、緊迫感をリアルに伝えるためなのでしょうか?


私たち観客は「まさか俳優が、ましてやハリウッドスターが危険なアクションに挑戦するはずがない」という先入観で見がちですが…

ほとんどスタントなしでアクションシーンが行わると知ったうえで観ると、緊張感を持って観ることができますよね。

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