スタバ・コンビニコーヒーの飲み方はこれが正しい!蓋を開けるか穴から飲むか?

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スタバ・コンビニコーヒーの飲み方はこれが正しい!蓋を開けるか穴から飲むか?

スターバックス

セブンイレブンやローソンなど…

どのコンビニにもコーヒーメーカーが設置され、すっかり普及した感があります。


しかし、未だにはっきりしない事ってありませんか?

それが、コーヒーのカップにつけられているプラスチック製の蓋(「リッド」と呼ばれています)。


有名コーヒーチェーン店・スターバックスが日本に進出してから浸透し始めた、穴のついた蓋。


「ホットを飲む時、カップの蓋は外すの?」

「蓋にある飲み口に、口をつけて飲むの?」


迷うとしたら、主にこれら2つの飲み方のうちどちらかでしょう。

中には「いらない」と、存在意義ごとバッサリ切り捨てる人も。


実は、コーヒー専門店がおすすめする飲み方があったのです。

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コンビニのホットコーヒーの飲み方は、これが正しい!スターバックスがおすすめする方法


まず、結論から言いますと…


スターバックスやコンビニのホットコーヒーは、「蓋に開いた穴に口をつけて飲む」のが正しいです!


なぜ、ここまで言い切ったのか?

そのヒントは、スターバックスの公式サイトにありました。


スタバのサイト内に記載されている情報によれば…

なぜカップの蓋を外さずに飲むことを推奨しているのかは、主に以下の理由からだとのこと。

・歩きながらでも、こぼさずに飲める。

・温かいコーヒーを冷まさない。

・カフェラテなどの場合、カップの蓋にある穴から直接飲むことでミルクやクリームがいい感じで混ざる。

参考:スターバックス公式サイト「How to オーダー」

大手チェーン店のスタバが推奨している以上、ほとんどの人はこの方法を採用するでしょう。


コンビニコーヒーとスターバックスのコーヒーカップ。

これらについている蓋の形状に、大きな差は無いですからね。

スターバックスとコンビニコーヒーは、飲む状況が違う?


違いといえば、それぞれのコーヒーを飲む状況でしょうか?


スターバックスの場合、コーヒーを店内で飲むことも多いでしょう。

一方コンビニコーヒーを買って飲む場合は、ほぼ店の外だと思います。


一部の店舗にはイートイン的なスペースがあったりして、購入したお弁当を食べたり飲み物を飲んだりも出来るのですが。


しかしそういったレアなケースを除いては…

家や会社へ持ち帰ったり、車内で飲んだり、歩きながら飲んだり、外の仕事場で飲んだり。


スターバックスの場合と比べると気軽に購入できることもあって、飲むシチュエーションも様々でしょう。

中には、不安定な状況で飲むケースが多いイメージがあります。


特に、車内で飲む状況を想定してみると…


まず、コーヒーのカップを置く場所が限られています。

運転手用のホルダーが設置されていたとしても、同乗者の分は対応できませんよね。


熱いコーヒーをがぶ飲みするわけにもいかず、しばらく持ち続けることになるでしょう。

走行中に飲もうとして揺れる車内で蓋を開けるのは、かなりヒヤヒヤするのではないでしょうか?


スタバのコーヒーをゆっくり飲むケースとは違い、仕事や移動の合間に飲む事が多いと思います。

蓋を外したくても開けられないというのが、本当の所でしょう。

コーヒーカップの蓋が「ある」「無し」、飲みやすいのはどちらか検証!


「スターバックスやコンビニのコーヒーカップについている蓋は、つけた状態で飲む」


ほぼ、結論は出てしまいましたが…

そうはいっても、独自に飲みやすさやこだわりを追求している人もいると思われます。


スターバックス側としても、おすすめはしているものの…

厳格なルールを強いているわけでもないので。


「蓋を外して飲む場合」

「蓋を外さずに飲む場合」


これら2つの飲み方は、それぞれどんな利点や欠点があるのか?

それぞれ、検証してみることにしましょう。


まず、「カップの蓋を外してコーヒーを飲む」場合。

・カップの縁に口をつけて飲めるので、コップと同じ感覚で飲める。

・液体が唇を介して口に入るので、やけどしづらい。

・中身が見えるので、口に入るタイミングがわかる。

要は紙コップで飲む場合と変わらないので、戸惑いもないですよね。

一方、こういった欠点もあるでしょう。

・口が広いためこぼれやすく、不安定な場所で飲むには不向き。

・紙コップを持つ場合に力が入ると、形がゆがみやすい。

・カフェラテの場合はミルクが混ざりにくく、先にミルクが口に入ってくる。

続いて、「カップの蓋を外さないでコーヒーを飲む」場合です。

・蓋で覆われているため、不安定な場所でもこぼれづらい。

・蓋が固定してくれるので、紙のコップでも形がゆがみづらい。

・カフェラテの場合はミルクが混ざりやすく、本来の風味が味わえる。

蓋がついている方が圧倒的にこぼれにくく、安心して飲める点は大きいです。

万が一カップが倒れても、すぐに立たせればセーフ…の場合も、無くはないです。


一方で…

蓋がついている状態で飲む場合は、こういった弊害があります。

・蓋で湯気が塞がれているため、香りが楽しめない。

・中身が見えない。蓋の穴がコップの縁より高い位置にある。

・なので、口の中に入るタイミングがわかりづらい。

・蓋の穴から直接口の中に入ってくるためか、口からこぼれそうになる。唇が濡れがち。

・蓋に口をつけて飲む行為自体に慣れない。

挙げてみると、結構あるな…


最もネックになるのが、カップの中の液体が口に入るタイミングがわかりづらいこと。


マグカップでコーヒーを飲むのと同じ感覚でカップを傾けても、出てこなかったりします。

戸惑いつつ、さらに傾けると…


急に穴からコーヒーが勢いよく出てきて、口からこぼしそうになる…とか。

最悪、口の周りが汚れてしまう事態にも。


恐る恐るカップを傾けながら、どの角度になれば液体が出てくるか?

確かめながら飲む必要があります。


こればかりは、体で覚えて慣れるしかないのかもしれません。

今後みんなが蓋つきの飲み方に慣れて定着すれば、珍しいことではなくなる可能性もあります。

コーヒーカップに蓋がついた理由は、とある裁判だった?


コーヒーカップに蓋がつけられるのが、あたり前になった昨今。

そもそも、なぜつけられるようになったのか?


それは、1992年アメリカで起こった「マクドナルド・コーヒー事件」に関連する裁判が原因だとされています。


とある女性がマクドナルドで購入したコーヒーのカップが傾き、膝にこぼれて火傷。

女性はコーヒーの熱さが異常だとして、マクドナルドに訴訟を起こしたのです。


結果、訴えを起こした女性が勝訴。


敗訴したマクドナルド側は、270万ドルもの賠償金を支払う評決が下されます。

その後和解し減額されたようですが、和解金は数十万ドルにも及んだ模様。


当時、日本でも「膝にコーヒーをこぼし、3億円もの賠償金を得た」裁判として報道されたとのこと。


この時期からコーヒーカップには注意書きが記載されたり、カップにはめる蓋の開発が進められる流れに。

過去の苦い経験から、カップの中身が一気にこぼれてしまわないよう試行錯誤された結果なのです。

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