フーゴが離脱した理由…スタンド・パープルヘイズは強いのに(ジョジョ5部)

フーゴが離脱した理由…スタンド・パープルヘイズは強いのに(ジョジョ5部)

 

ジョジョの奇妙な冒険・第5部「黄金の風」に登場するキャラが、パンナコッタ・フーゴです。

 

 

彼が使うスタンドの名前は、パープルヘイズ。

 

その能力はというと…

 

さつ人ウイルスという、どう考えても物騒なものです。

 

 

ネット上では、最強だとの意見も見かけますが…

 

実際、どんな所が強いのでしょうか?

 

 

こちらの記事には、フーゴに関する内容が書かれています。

 

※2018.12.26に追記しました。

 

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フーゴのスタンド・パープルヘイズが最強!その理由は

 

パンナコッタ・フーゴが、自身のスタンド「パープルヘイズ」を出現させたのは、イルーゾォ戦。

 

というか、結局使ったのはこの時のみでしたが。

 

 

パープルヘイズの恐るべき特徴と言えば、以下のものが挙げられるでしょうか。

 

・ウイルスの範囲は半径5メートルで、感染すると30秒ほどで死に至る。

 

・パープルヘイズを使うフーゴ自身ですら、それは逃れられない。

 

即死級の威力を持つ、最強クラスのスタンド能力。

 

こんなに心強い味方がいたとなれば、どんな敵が相手でも楽勝と考えた読者もいたことでしょう。

 

 

しかし個人的には、「能力バトル漫画としては使いづらそう」だと感じました。

 

フーゴが途中で離脱…やっぱりとは思った

 

ジョジョで強すぎる能力を持ったスタンド使いって、話を作る上では都合が悪そうですよね。

 

ゴリ押しで相手を瞬さつ…みたいな、能力バトルらしからぬ展開が容易になってしまうので。

 

 

強キャラほど、負傷したり死亡するなど…

 

物語自体から離脱させられるケースが多い印象があります。

 

 

空条承太郎は、6部でホワイトスネイクにディスクを奪われ、終盤まで戦えない状態に。

 

 

アヴドゥルに至っては、額を負傷し復帰するものの…

 

最後はヴァニラ・アイスに、暗黒空間に引きずり込まれて消滅。

 

 

ツェペリ師匠やシーザーも、これに当てはまる気がします。

 

 

リサリサは生存していますが、かなり呆気ない負け方ではありました。

 

もっともああいった展開にしないと、普通にカーズに勝ちそうな気がする。

 

 

パープルヘイズとマッチメイクできそうな相手って、本当に限られますよね。

 

ウイルスが直接届かない相手を選ばなくてはならない。

 

 

この能力を見て、初見で思ったのは…

 

「なんか、敵スタンド使いが持ってる能力みたい」というもの。

 

 

「ウイルスに触れると、ほぼ即死」

 

「フーゴ自身ですら近づけない」という、能力自体の凶悪さ。

 

 

迂闊にスタンド自体出現させられないなんて…

 

こんな物騒なスタンド、今後の戦いにも参加できるの?

 

 

そう懸念していたら、案の定。

 

途中で離脱してしまいました。

 

 

このフーゴの裏切り?に関しては、特に意外とは思わなかったジョジョファンは多いと思います。

 

 

個人的には、敵にころされる展開を当時予想しましたが。

 

その後、回想シーン以外は一切作中に出ない…というのは驚きました。

 

パンナコッタ・フーゴは裏切り者なのか?

 

「パンナコッタ・フーゴが裏切り者」

 

 

ジョジョファンの中には、そう言い切っている者もいるのですが…

 

果たして、本当にそうでしょうか?

 

 

そもそも、組織の裏切り者がブチャラティ達なのは明らか。

 

 

便宜上、「ブチャラティを裏切る」という言い方に敢えてしている内容が大半ですが…

 

中にはフーゴを嫌う意味で、感情的にこう言い放っている主張も見かけます。

 

 

「大きな組織に背いて、親玉を倒す」

 

 

少年誌の展開としてはアツいとは思いますが…

 

この場合、余程の理由がなければついていかないのが普通でしょう。

 

 

自分の娘を、自らの手で消そうとするボス。

 

ブチャラティは、そんな「吐き気をもよおす邪悪」の姿を目の当たりにしていました。

 

 

しかし、その光景を見たり聞いたからといって…

 

実際、ボスや組織への裏切りを短時間で決断するのでしょうか?

 

 

トリッシュを連れて戻ってきたブチャラティが、いきなり「たった今ボスを裏切った」と言い出した。

 

 

事情を聞いていたジョルノ以外のメンバーは大量の汗をかき、信じられないという表情をしていましたが…

 

任務完了を安堵していた矢先にこんなことを告げられては、無理もありません。

 

 

それでもチームの面々が彼についていったのは、こういった理由からでした。

 

・アバッキオは、ブチャラティのチームという居場所を大事にしていた。

 

・ミスタは、勝ち馬に乗った。

 

・ナランチャは、親に裏切られたトリッシュの境遇に自分を重ねた。

 

・はじめからボスを倒すのが目的で組織に入った、ジョルノ。

 

一方、フーゴの場合は?というと…

 

 

組織を裏切ってまで命がけでブチャラティについてゆくほどの動機が弱い。

 

たとえ恩があったからって、「しぬときも一緒」とは、あまりにも非現実的過ぎます。

 

 

フーゴはもともと居場所が無かったわけでもない、裕福な家庭で生まれ育ったお坊ちゃま。

 

教師に暴行を加えて以来疎遠になっているものの、心から謝罪すれば実家に帰れそうな気もします。

 

 

(5部の後日談を描いた小説「恥知らずのパープルヘイズ」によれば、バーでピアノ弾きをして食いつないでいたとのことですが)

 

2018.12.26追記

 

5部のアニメ12話「ボスからの第二指令」で、フーゴに関するアニメオリジナルエピソードが追加されてましたね。

 

 

飛び級して入学した大学の教授に、肉体関係を迫られたという設定が。

 

 

ちなみに、後日談を描いた小説「恥知らずのパープルヘイズ」では…

 

亡くなった祖母を侮辱されてブチ切れた、という設定でした。

 

むしろ、フーゴの感覚が正常なわけで…

 

自分が所属している共同体を相手取って喧嘩売るなんて、余程ひどい目に遭わされなければ。

 

 

たとえば、毎日通っている学校や会社などに宣戦布告するようなもの。

 

 

こう見ると、ナランチャの動機もやや弱い気もしますね。

 

 

境遇が似ていることで感情移入するとはいえ、トリッシュと友情や愛情を深めていたわけでもない。

 

 

フーゴの言葉を借りるなら…

 

 

「会話もろくすっぽした事のない」

 

「どんな音楽が好みなのかも知らない」

 

 

そんなよく知らない女性に、命までかけるか?というと…

 

荒木飛呂彦先生は、フーゴを裏切り者にしたくなかった

 

ジョジョの作者・荒木飛呂彦先生は、フーゴを裏切り者にはしたくなかったとのこと。

 

なので、後にボス側の敵としてブチャラティ達に牙を向ける展開なんて、あり得なかったのです。

 

 

文庫版39巻には、荒木先生が執筆したあとがきが掲載されていました。

 

その中に、途中で物語から消えたフーゴに関する記述が。

 

 

要約すると、以下の通り。

 

・ミスタ、アバッキオ、フーゴ、ナランチャの中の一人を、ボスのスパイにする予定だった。

 

・フーゴを裏切り者として描こうと思った。

 

・しかし、仲間がジョルノやブチャラティを裏切る展開を描くのが嫌だった。

 

・なので、フーゴとは「ただ単に別れる」という形で消えてもらった。

 

確かに、元仲間と命取り合う展開になったって誰も得しない。

 

 

そうそう、そもそも少年誌のバトル漫画だから。

 

それでいいじゃないか、と思っていたら…

 

 

ネットの中には、むしろそういう展開こそ望む声が多いことに驚かされますね。

 

鬱っぽい展開好きなんだな〜と…

 

 

一部の声が悪目立ちしているだけだと、信じたいですけどね。

 

フーゴのその後。最後はどうなったのか

 

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