トリッシュ・ウナのその後。最後はどうなった(ジョジョの奇妙な冒険)

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トリッシュ・ウナのその後。最後はどうなった(ジョジョの奇妙な冒険)



ジョジョの奇妙な冒険・5部「黄金の風」における重要人物のひとり、トリッシュ・ウナ。

彼女は、ギャング組織・パッショーネのボスの娘です。


初めは、組織の裏切りを謀った暗さつチームから護衛すべき人物として登場。


護衛の任務を完了する段階で、一度はボスに引き渡すものの…

ブチャラティがボスや組織を裏切ったことで、仲間として同行することに。


追手から逃亡中にスタンド能力に目覚め、ラスボス・ディアボロ戦でも最後まで生き残りました。


トリッシュ・ウナはその後、どうなったのでしょうか?

今後も、組織に関係しているとは思えないのですが…

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ジョジョ5部でトリッシュ・ウナが登場した、最後のシーンをおさらい!


コロッセウムで起こった、組織のボス・ディアボロとの最終決戦。


ジョルノ・ジョバァーナが矢を手にし、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムを発動。

ディアボロのスタンド能力であるキング・クリムゾンさえも無力化し、倒すことに成功します。


シルバーチャリオッツレクイエムの能力により、ミスタとトリッシュの魂が入れ替わっていました。


ミスタの肉体に乗り移っていたトリッシュは、「ワキガ臭い」とか「指に毛が生えている」など…

散々な言い様でした。


しかし、お互い元の体に戻ってからは…

トリッシュは「気にならなくなった」「懐かしいと思ったりして」と、ミスタの匂いに対する拒絶反応は無くなっていたようです。


ひとしきりはしゃいだ後…

生きている(と思い込んでいる)ブチャラティの元へと、二人で向かいました。


漫画本編においてトリッシュ・ウナが登場していた最後のシーンは、以上です。


ジョルノ・ジョバァーナは、新生パッショーネのボスに。

ミスタとポルナレフ(亀)は、ジョルノの側についていました。


一方トリッシュは一般人なため、その後組織と関わりは無さそうです。

母親は亡くなってまいましたが、普通の生活に戻ったのでしょうか?

トリッシュ・ウナのその後が描かれた小説が発売!


先程書いたとおり、トリッシュ・ウナの後日談は漫画では一切描かれていません。

あくまでも、読者の想像に任せる感じでしょうか?


原作漫画では描かれなかったものの…

2011年に発売された小説「恥知らずのパープルヘイズ」では、彼女のその後が語られていました。


恥知らずのパープルヘイズ ―ジョジョの奇妙な冒険より― (JUMP j BOOKS)

この小説の内容はジョジョ5部の後日談となっており、中心人物はあのフーゴ。


ジョジョの奇妙な冒険・5部が終了したのは、1999年。

なんと12年以上も経ってから、続きが描かれたことになります。


小説を書いたのは荒木先生ではなく、「ブギーポップは笑わない」シリーズが代表作の上遠野浩平さんです。


5部で生き残ったキャラは、今作品で全員登場しています。


フーゴをはじめ、ミスタやトリッシュ。

そして、ジョルノ・ジョバァーナも。


過去に戦った敵スタンド使い・サーレー(スタンド:クラフトワーク)やズッケェロ(スタンド:ソフトマシーン)も、作中に登場しています。


小説「恥知らずのパープルヘイズ」の中で、最初にトリッシュ・ウナが登場したのは…

クライマックとも言える、リストランテでのシーンです。


とはいえ…

実際にリストランテにいたのは、フーゴとジョルノのふたり。


トリッシュは、店内でかかっているラジオ番組に出演していました。


最初はトリッシュの歌っている曲が流れ、次に番組の司会が彼女にインタビューします。

歌手活動を再開し、期待の新人としてCDデビューを果たしたことが明かされます。


さらに、しばらく姿を消していたことについても触れられています。


当然その理由は、ブチャラティチームと共に行動していたから。

事実は詳しく話さず、「サルディニアやローマを旅していた」とだけ話していました。


さらにトリッシュのその後に関しては、別のエピソードが用意されていました。


「恥知らずのパープルヘイズ」が完結した次のページには、「トリッシュ、花を手向ける」という話が続きます。

こちらはかなり短い話で、14ページほどでした。


コロッセオでこの世を去ったブチャラティ。

トリッシュは、彼の墓を訪ねます。


すると、ブチャラティの母親が墓の前にやってきます。

彼女は、本編でもブチャラティの回想シーンに登場していました。


長い間息子と会っていなかった母親は、ブチャラティがどうやって死んだのかをトリッシュに尋ねますが…

トリッシュは、それに対しどう答えようか迷います。


ちなみに、この「トリッシュ、花を手向ける」では…

ディアボロを撃破した後にブチャラティの亡骸を発見したシーンも描かれています。


ブチャラティがすでに死んでいた事実を知らずに来た、ミスタ。

それを知っていたジョルノに怒りを覚え、銃を向けます。


ほかにも小説「恥知らずのパープルヘイズ」では、フーゴとジョルノが再会したシーンも描かれています。

ジョジョ5部・黄金の風の死亡者と死因一覧。生存者が少なすぎ…



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